SLOCLAP S.A.Sが開発・発売したカンフー・アクション『Sifu』を、死なずに22分でトゥルーエンドまでクリアしたプレイヤーが現れたようだ。
『Sifu』は、2022年2月8日に発売された3Dのカンフーアクション。師父(武道の師匠。ゲームでは実の父親でもある)を何者かに殺された主人公が鍛錬を経て、父の仇に臨むというステージクリア型の復讐譚だ。
このゲームの大きな特徴は「主人公が道中に死んでしまっても復活が可能だが、代わりに年齢を重ねる」というものだ。歳を取ると体力が下がるが、攻撃力が上がっていく。ゲームは最初に20歳からはじまるが、年齢を重ねて70歳を超えて死んでしまうとゲームオーバーになる。
옹발이 ONGBALさんによる『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』のボス撃破集
この『Sifu』を22分で死なずにクリアしたのは、『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』の凄腕プレイヤーとしても知られるYouTuberの옹발이 ONGBALさんだ。
本作には『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』のような体幹ゲージがあり、プレイ動画で옹발이 ONGBALさんは見事、パリィを適切に決めつつに攻撃を繰り出して、時間を短縮する戦略を練りつつ敵を倒している。なお動画ではトゥルーエンドに到達しているので、未プレイの人は気を付けよう。
ただし、옹발이 ONGBALさんのプレイはゲームの初期状態から始まっているわけではない。
本作には経験値のシステムがあり、それによってさまざまなスキルをアンロック/永久アンロックできるのだが、プレイ動画ではほとんどのスキルがアンロックされた状態ではじまっている。つまり옹발이 ONGBALさんは、ゲーム中で十分な経験値を貯めて2周目をはじめていると思われる。
とはいえ以前には同条件でクリアした人が1時間ほどかかっているので、今回の「22分で死なずにトゥルーエンディングまで到達」というチャレンジが並大抵のものではないことは確かだ。
まだ発売間もない『Sifu』で、これからどのようなスーパープレイが更新され、世界記録が打ち立てられるのか、注目といえそうだ。