ポーランド・オポーレに拠点を置くインディーゲーム開発会社のINTERMARUMは、壊れたおもちゃや古びた道具をよみがえらせる修復シミュレーターゲーム『Workshop Simulator』を3月11日(金)に発売した。PC(Steam、GOG.com)に対応しており、価格は税込2050円。日本語のインターフェイス・字幕へ対応している。また、3月18日(金)までの期間は20%オフの1640円でダウンロード可能だ。
『Workshop Simulator』は、YouTubeで一定の人気を獲得した“レストア系”と呼ばれるジャンルの体験を自らの手で楽しめる作品だ。作中で修復するモノの分解から始まり、掃除ややすりがけでさびと汚れを落とし、自由な色で塗りなおしたうえで元の美しい姿に復元させていく。使えなくなってしまったアンティークのおもちゃや道具が新品と同じように生まれ変わっていく様は観ていてとても気持ちがよいものだ。また、発表によると、作中では廃墟となった作業小屋を受け継いだ主人公の視点から祖父との思い出にまつわるストーリーも展開されるという。
依頼に応じて修復したアイテムには報酬が支払われるほか、忠実に再現された修復用の道具はゲームプレイを通じて少しづつアンロック可能。登場するアンティークの道具も見たことのあるものから、すぐに使い方をイメージできないものまで数多く用意されている。最高の作品を作るためにうまく手を抜きながら数をこなすのか、それともひとつひとつの作品に集中して完璧な仕事を目指すのかはプレイヤー次第だ。
なお、Steamではポーランド・クラクフのMoonlitとKuba Wójcik氏が開発したプラキット制作シミュレーターゲーム『モデルビルダー(Model Builder)』とのバンドルセットも販売中だ。模型づくりとレストアの両方が好きな人にはたまらないバンドルとなっているので、興味があればセット購入も検討してみるとよいだろう。