世界最大のゲーム見本市イベント「E3」を運営する「Entertainment Software Association」(以下、ESA)は現地時間の3月31日(木)、「E3 2022」の開催を中止すると発表した。
「E3」は「Electronic Entertainment Expo」の略称で、1995年から続く大型イベントだ。ハードメーカー、大手ソフトメーカーが一挙につどい、新たなハードウェアや新作ゲームタイトルを発表する場として多くの注目を集めてきた。2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて開催中止となり、2021年はオンラインでの開催となった経緯を持つ。
2022年度の開催については、1月の時点で対面式での開催が中止となることが判明していた。今回、オンラインイベントとしても実施されないことが正式に発表された形となる。
ESAは今回、公式サイトにて声明を発表。それによれば「E3 2022」は正式にキャンセルとなり、2023年にオフライン、オンラインの両面で開催される「再活性したショーケース」として戻ってくるとのことだ。今回の中止は、2023年のイベントにエネルギーとリソースを集中するためであるという。
「E3 2022」は正式に中止となることが明らかにされた。リソースを集中するという2023年のイベントに関する続報を待ちたい。