東映アニメーション株式会社は4月13日、漫画『ONE PIECE』を原作とするアニメ映画の最新作『ONE PIECE FILM RED』の設定画と最新情報を公開し、本作の重要人物としてシャンクスの娘「ウタ」が登場すると発表した。
『ONE PIECE FILM RED』は 2022年8月6日(土)に公開予定だ。
昨年の11月に公開された『ONE PIECE FILM RED』のティザービジュアルは空に向かって歌う少女の線画と「歌声、赤髪。」という抽象的な情報のみが告知されており、3月の28日には鮮明なキャラクタービジュアルが公開された。
しかしながら彼女の名前や出自と言った詳細情報は明らかにされておらず、4月13日の特報での彼女がシャンクスの娘であるという突然の発表に、Twitter上では「シャンクスに娘がいたのか!?」、「集団幻覚ではないのか」と大きな反響を確認できる。
いっぽう、「本当にシャンクスの娘なのか?(養子ではないのか?)」と考察する意見や、ウタの赤と白の髪色から母親である人物を想像するコメントも見られ、さまざまな形でファンからの注目が集まっている模様だ。
本作の公式サイトによると、本作は世界中が熱狂する歌姫「ウタ」が初めて公の前に姿を現すライブが行われる、とある島が舞台となる。
姿を明かさず活動してきた「ウタ」のライブにルフィ率いる麦わらの一味、海賊、海軍、ありとあらゆる世界中のファンが会場を埋め尽くす中、ウタが「シャンクスの娘」である事実が発覚し、物語は幕を開ける。
ティザー映像ではシャンクスとウタが幼少期より離れて暮らしていたという設定や、ウタを思って激昂するルフィの姿が収録され、ワンピースらしいパッションと共に物語を予感させる。
物語の詳細は明らかにされていないが、シャンクスとその娘であるウタの設定画と共に、本作の重要人物とされる「ゴードン」の設定画も公開されている。
ゴードンに関しては「頭に大きな傷を持つ大柄な男」であること以外は未だ不明だが、続報にてその正体も発表されるという。
すでに制作スタッフも発表されており、『ONE PIECE FILM RED』の総合プロデューサーは原作者である尾田栄一郎氏が務め、監督はアニメ『コードギアス』シリーズで知られ、1998年に発表された『ONE PIECE 倒せ!海賊ギャンザック』の監督も務めた谷口悟朗氏が23年ぶりに担当する。
4月15日の14時より、セブンネットショッピングにて「シャンクスべあ付きムビチケ前売券」と「”輩”缶バッジ4個セット付きムビチケ前売券」の予約受付が開始し、同日の10時よりセブンイレブン店頭のマルチコピー機、セブンチケットサイトにて「ONE PIECE FILM REDオリジナルコンテンツプリント付前売券」が販売される。映画を見に行く予定の読者は、事前に購入しておくと良いだろう。
このほか、8月6日(土)の公開を記念して4月13日より映画「ONE PIECE」の歴代主題歌がSpotifyにて配信開始した。今後、『ONE PIECE FILM RED』の楽曲も配信が予定されており、現時点で配信された楽曲がまとめられた公式プレイリストも公開されている。
興味がある読者は、最新刊の単行本102巻を4月4日に発売した原作漫画や、ティーザー映像、楽曲のプレイリストなどを楽しみながら8月の上映を待とう。