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『FF6』ティナと魔導アーマーの超巨大スタチューが7月28日に発売決定。価格はなんと148万5000円(税込)、細部まで作り込まれた彫刻作品

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 株式会社スクウェア・エニックスは4月24日、同社のグッズ情報を発信するTwitterアカウント「SQUARE ENIX Official Goods」にて、『ファイナルファンタジーVI』に登場するティナと魔導アーマーがモチーフのスタチュー「SQUARE ENIX MASTERLINE FINAL FANTASY VI 1/6 Scale」を2023年7月28日に発売すると発表した。

 価格は148万5000円(税込)で、受注は2022年4月25日の午前11時から開始される予定だ。

 本商品は限定生産となっており、全世界で600個のみ生産される。日本での販売は150個を予定しているが、各国の割り振りは受注状況によって変更される可能性があるという。

魔導アーマー01
(画像はSQUARE ENIX MASTERLINE FINAL FANTASY Ⅵ 1/6 Scale/プレビューvol.2 – YouTubeより)

 今回発表された「SQUARE ENIX MASTERLINE FINAL FANTASY VI 1/6 Scale」は、同社が2020年より展開するハイエンドなスタチューのブランドであり、『NieR:Automata』をモチーフにした「SQUARE ENIX MASTERLINE NieR:Automata 1/4scale」に続く同ブランド二作目の商品となる。

 本体は天野喜孝氏が描いた『ファイナルファンタジーVI』のティナと魔導アーマーのイメージイラストをモチーフとしており、スタチューメーカーである「プライム1スタジオ」との合作で制作される。

 本商品の150万円という価格の発表にSNSでは大きな反響を呼んでおり、『ファイナルファンタジー』シリーズの生みの親であり、ミストウォーカーの代表を務めるゲームクリエイターの坂口博信氏も驚きのコメントを投稿した。

 一見すると強気すぎる価格設定だが、YouTubeにて公開されている本商品のPVを参照すれば、本商品の価格設定の理由も納得できるかもしれない。

 PVは天野喜孝氏のスペシャルインタビューを交えてスタチューを4Kの映像で様々な視点から鑑賞できる。

 執筆時点で商品ページにアクセスできないため具体的なサイズは不明だが、天野喜孝氏とスタチューが並ぶ姿からは、カメラの画角や効果を加味した上で、本スタチューは存在感のあるかなり大きめなサイズ感であると推測できる。

 また、PVでの制作風景や、天野喜孝氏による「下から見ると大きさが感じられる」というコメントからスタチューは充分に巨大であると解るだろう。

魔導アーマー02
(画像はSQUARE ENIX MASTERLINE FINAL FANTASY Ⅵ 1/6 Scale/プレビューvol.2 – YouTubeより)

 さらに、映像に収録されたスタチューを見れば、魔導アーマーの重厚な金属の質感ティナの有機的で艶やかな肌の質感が再現されており、魔導アーマーの複雑な形態やティナの指先の緊張感、モーグリのぽっちゃりとしたお腹のたゆみからは精密な造形が施されていることがわかる。

 とくに映像の後半に収録されているズームした画角のカットを参照するとティナの衣服の刺繍や布地の肌理からは、造り込みの緻密さが伺える。

 くわえて、PVの制作過程を写すカットからはスタチューが造形師による手作業で制作されることが推測される。

魔導アーマー07
(画像はSQUARE ENIX MASTERLINE FINAL FANTASY Ⅵ 1/6 Scale/プレビューvol.2 – YouTubeより)

これらから、本スタチューがいかに通常のフィギュアと異なるプロセスで制作され、それらを凌駕する質を獲得しているかを読み取れるだろう。

 インタビューでは天野喜孝氏による本商品のへのコメントのほか『ファイナルファンタジーVI』や『ファイナルファンタジー』初の女性主人公である「ティナ」に関しても言及しているため、興味がある読者はぜひ本スタチューのPVを視聴してみてはいかがだろうか。

魔導アーマー03
(画像はSQUARE ENIX MASTERLINE FINAL FANTASY Ⅵ 1/6 Scale/プレビューvol.2 – YouTubeより)
魔導アーマー06
(画像はSQUARE ENIX MASTERLINE FINAL FANTASY Ⅵ 1/6 Scale/プレビューvol.2 – YouTubeより)
編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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