バンダイナムコエンターテイメントは5月10日、スマートフォン向けゲーム『テイルズ オブ ルミナリア』に関して、2022年7月20日をもってサービスを終了するとゲーム内および公式サイトにて発表した。
2021年11月にリリースされた本作は、8ヶ月間のサービス期間となった。
この度は急なご連絡となり大変申し訳ございません。サービス終了に伴いまして、運営からのメッセージを掲載いたしました。併せてご一読いただけますと幸いです。 pic.twitter.com/sCbe0UhrGK
— テイルズ オブ ルミナリア (@to_luminaria) May 10, 2022
『テイルズ オブ ルミナリア』は、1995年にナムコから発売されたRPG『テイルズ オブ ファンタジア』を原点とする『テイルズ』シリーズの作品で、バンダイナムコエンターテインメントとコロプラが共同開発し、iOS、Andoroid向けにリリースされた作品となっている。
本作は過去作のキャラクターは一切登場せず、21人のオリジナルキャラクターを主人公とするシステムが特徴となる作品だ。
それぞれの主人公が異なる「正義」を胸に抱き成長する彼らのドラマを複数の視点から描写する語り口を持ち味としており、それにより事件の真相や、登場人物の真意を多角的に映し出し、一般的な視点以上に立体的な群像劇を描くことを目指した作風となっている。
また、2022年には神風動画とANIMAの制作のもと前後編のアニメーション作品『テイルズ オブ ルミナリア The Fateful Crossroa』が制作された。
Amazon Prime Videoほかにて配信されている同作は「相反する正義の対立」をテーマを元に制作されており、同作からは『テイルズ オブ ルミナリア』の根本となる理念が伺えるだろう。
発表によると、有償のアプリ専用通貨である「源獣石」は2022年の6月7日で販売を終了するが、購入済みの「源獣石」はサービス終了まで使用可能だという。