5月22日(日)に開催された「INDIE Live Expo」にて、『ハテナの塔 -The Tower of Children-』(以下、ハテナの塔)のゲーム情報が公開された。(配信の3時間30分ごろから)
本作は「集英社ゲームクリエイターズCAMP」の支援のもと、株式会社タストαにより開発が進行中の作品である。『シャドウ オブ ザ ダムド』や『ロリポップチェーンソー』などのタイトルに携わった池田トム氏を中心としたチームとなっているようだ。これまでにも映像などは公開されてきたが、今回そのゲームプレイの一部も明らかにされた形となる。
世界の果てにあるという「果てが無い塔」とそこに生きる子どもたちを描く作品で、ジャンルはサバイバルローグライクアドベンチャー。「地上には楽園がある」という噂を確かめるとともに、子どもだけの集落を維持していくため、巨大な塔へ降りて探索を行っていく。
1日ごとに人口に応じて食料である「パン」が減っていくため、資源を集めるために子どもたちの中からふたりを選んでダンジョンの探索に挑む。パンはダンジョン内での回復アイテムにもなり、本作では重要なリソースとして描かれるという。
戦闘中には選択できるコマンドがカードの形式で表示されており、こちらは「正位置」と「逆位置」が入れ替わるタロットカードをモチーフとしたものであるとのこと。逆位置の状態でそのカードを使用すると「薬草」で毒を受けてしまったり、「攻撃」で何もしなかったりと、正位置の場合とは異なる効果が発揮されてしまう。
集落では住人たちによるいさかいやイベントも発生し、プレイヤーはその問題に関する自分の意見を求められる。その回答が直接作用するわけではないものの、何かしらの影響をおよぼすこともあるようだ。
『ハテナの塔』は2022年秋の発売を予定している。価格やプラットフォームについては明らかにされていないため、今後の公式発表を待ちたい。