開発元のTrepang Studiosは、FPS『Trepang2』の最新デモを6月13日(月)にリリースすると発表した。
本作は超人的な能力を用いた激しいアクションと、血しぶきの飛び散る豪快な映像表現が魅力のシングルプレイ用FPS。プレイヤーは人間の限界をはるかに超えた戦闘能力を持つように強化され、記憶を失ってしまった主人公を操作し数々の敵に立ち向かっていく。
基本的な操作は射撃や格闘、しゃがみ、ダッシュといった一般的なFPSに準じるものだが、前後左右のどの方向にでも一瞬で加速できるスライディングがゲームプレイに高い疾走感をもたらした。盾を構えた敵の裏側に素早く回り込んだり、体当たりで体勢を崩し至近距離からショットガンの一撃を浴びせるなど、爽快感あふれる戦闘が楽しめる。
銃はそれぞれ弾薬に制限があるため、あらかじめマップに配置されたものや敵から奪ったものを使いまわしていく。すでに公開されている映像を見る限りでは、両手にサブマシンガンやショットガンを持つ「2丁持ち」も行えるようだ。
主人公の超能力には「Focus」と「Cloak」のふたつが用意されている。いずれも個別のゲージで管理され、使用していない間は回復していくといった形である。
「Focus」は自分以外の時間の流れをスローにする能力で、敵の発射した銃弾さえも見てから回避することが可能となる。もちろん狙いをつけることもたやすくなるので、多数の敵に囲まれた場合でも反撃に転じることができる。
もうひとつの「Cloak」は、一時的に自分の姿を隠す能力だ。敵に発見されず有利な位置に移動したり、大きなダメージを負った際に態勢を立て直すのに役立つだろう。使用中はほぼ密着しても気づかれることが無いため、敵を捕まえ「盾」にするアクションにもつなげやすい。
『Trepang2』は2022年中のリリースを予定しており、製品版では日本語の字幕とインターフェースにも対応するようだ。6月13日(月)に公開される新たなデモのほか、すでに無料の体験版が公開されているので、興味を持たれた方はこちらからでもプレイしてみてはいかがだろうか。