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『オズの魔法使い』を題材とした迷宮脱出ホラーゲーム『The Horror of Oz』リリースへ。邪悪な姿のブリキの木こり、カカシや臆病なライオンが迷えるドロシーを襲う

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 個人開発者のSunamii氏は6月4日(土)、『オズの魔法使い』を題材にした迷宮脱出型ホラーゲーム『The Horror of Oz』をPC(Steam)へ向けリリースするとストアページの開設を通じて明らかにした。

 本作はアメリカの作家、ライマン・フランク・ボーム氏による児童文学作品『オズの魔法使い』から着想を得たサバイバルホラーゲーム。オリジナル版は1956年にパブリックドメインとなっており、映像やミュージカル化などの形でさまざまな関連作が登場している。

 『The Horror of Oz』では原作で描写されたホラー要素を発展させ、主人公の「ドロシー」が薄暗く不気味な迷宮からの脱出を目指すという内容にアレンジが加えられている。

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(画像はSteam『The Horror of Oz』より)

 各ステージをクリアするためには迷宮の内部へ点在するオーブをすべて集めることが条件。道中では「ブリキの木こり」「カカシ」「臆病なライオン」といったかつての仲間たちが邪悪な姿となってドロシーを襲う。

 ドロシーは時間の経過とともに恐怖へと侵食されていく。灯りを照らすランタンの油ゲージが尽きてゲームオーバーとなってしまう前に、俯瞰視点への切り替えやテレポート可能なゲート、辿ったルートを確認できるパンくずなどを駆使してオーブの収集を目指そう。

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(画像はSteam『The Horror of Oz』より)
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(画像はSteam『The Horror of Oz』より)

 また特殊な力を持たないドロシーには、敵を退けるアイテムとして「水」も用意されている。ゲームを進めるに連れて、本作のダークな世界観の背景に隠された真実が少しずつ明らかになっていくとのことだ。

 『The Horror of Oz』Steam版の発売時期は明かされておらず、執筆時点では英語への対応のみが予告されている。なおitch.ioでは本作の体験版が配信されており、リリースに先駆けて楽しむことが可能となっている。

ライター
フリーランスの翻訳者を経て、2021年より編集アシスタントとして加入。京都の町屋で猫と暮らす。
Twitter:@dashimaruJP

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