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クトゥルフ神話やノルウェーの伝承をモチーフにしたホラーゲーム『The Fold: Ingression』最新映像が公開。影のような敵や巨大なクリーチャーの姿もお披露目

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 販売元の1C Entertainmentは6月8日(水)、『The Fold: Ingression』のゲームプレイ映像を公開した。

 本作は「クトゥルフ神話」の名で広く知られるH.P.ラヴクラフトの作品群をモチーフにしたホラーアドベンチャーゲーム。プレイヤーは「Eikherad stave」教会に配属された臨時の害虫駆除業者として仕事に取りかかるが、その中で教会に隠された秘密に触れ、奇妙な状況に陥っていくという。

 物語は古いノルウェーの伝承北欧の神話、伝統に基づいて描かれており、ゲームの中ではバイキング時代の終わりにまでさかのぼるシーンもあるとのこと。日を追うごとに探索可能な新しいエリアが明らかになっていき、最終的には不気味かつ神秘的な世界へと導かれる。見覚えのある場所さえも、プレイヤーが自らの正気を疑うような様子へと変貌していってしまうようだ。

Steam向けホラーゲーム『The Fold: Ingression』最新映像が公開1
(画像はSteam『The Fold: Ingression』販売ページより)

 ゲーム中は一人称視点で主人公「Amound Vreim」を操り、不気味な教会や周囲を探索していく。今回公開された映像の後半では右手に奇妙なものが埋め込まれており、そちらを利用して鍵を開けたり、突如現れた影のような存在に立ち向かうようなシーンも見られた。

 Steamストアページの情報によれば、この不気味な世界について学んでいくことで魔法の能力を得られるとのこと。ただし「支払う代償があるかもしれない」とも記されており、公式サイトではストーリーにいくつかのバリエーションがあることも示唆されていることから、プレイングによって物語が変化するようなゲーム性も予想される。

Steam向けホラーゲーム『The Fold: Ingression』最新映像が公開2
(画像はYouTube「The Fold: Ingression – First Gameplay Trailer」より)

 『The Fold: Ingression』はPC(Steam)向けの発売を予定しており、記事執筆時点では価格や詳細な発売日などは明らかにされていない。また、本作は『The Fold』シリーズの第1作と位置付けられていることから、今後同様のテイストを持った作品が展開されていくことにも期待できそうだ。興味を持たれた方は、ストアページからウィッシュリストに登録しておこう。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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