クリムゾンテクノロジーは6月8日(水)、AI技術でリアルタイムに話者の音声を変換するボイスチェンジャーソフト『Voidol』を無償配布すると発表した。通常2200円(税込)する同ソフトのWindows版とMac版が、6月15日(水)から9月15日(木)までの3ヵ月間限定で無料ダウンロード可能となる。
2019年に発売された『Voidol』には女声モデルの「音宮いろは」、男声の「奏ミナト」、少年風の「くりむ蔵」といったキャラクターボイスが標準搭載されており、話者の性別を問わず言語情報を保ったまま声質のみを変換することができる。
声のモデルは「東北ずん子」や「鷹の爪団 吉田くん」をはじめ20種類以上が追加購入できるほか、ノイズゲートやリバーブなどのエフェクト機能にも対応。2021年には新エンジンを用いてより細かなパラメーター調整を実現した次世代版の『Voidol 2』も発売されている。
本ソフトの動作環境はWindows10 64bit以上、macOS High Sierra以上とそれぞれなっていて、オーディオインターフェースの使用が推奨されている。実況配信や動画編集など多彩な目的に利用できることから、お得な機会といえるだろう。
『Voidol』はAmazon.co.jpおよび楽天ブックスの各ストアにて配布を予定。なお今回の無償配布とあわせて、同ソフトのボイスモデルとなる「音宮いろは」および「音宮うらら」のTwitterアカウントの運用も開始し、ユーザーコミュニティとの交流を深めていくとの方針が公式サイトにて伝えられている。