フィンランドのゲームクリエイター・Taavi Teemaa氏は6月24日(金)、凍った湖の上でスケート技術を磨くアクションゲーム『How I learned to Skate』をPC(Steam)へ向けリリースした。
本作では冬の湖で孤独なチェス遊びに興じる男の子となり、不慣れなスケート靴を履き氷上を華麗に滑る女の子の姿を追いかけていく。
脚を左右交互に上げ下げしながら方向を変えたり、身体の重心を移動させたりと独特の操作感覚を掴むには一定の訓練が必要。ある程度勢いがつくとそのまま滑り続けることも可能だが、行く手の草木や橋といった障害物につまずき転んでしまうと最後に通過したチェックポイントから再スタートとなる。
ステージの進行にあわせて吹きつける風や移動する障害物などの新たな要素が登場し、求められるコントロールの正確さも上昇。『ウォークラフト3』のMod『Polar Escape 5』に着想を得て独自制作のエンジンで開発した本作は、『Getting Over It with Bennett Foddy』や『Jump King』といった高難度アクションゲームからも影響を受けたという。
Teemaa氏は同作について「スピードラン向けのポテンシャルを持つタイトル」と話してしており、今後のアップデートを通じて各チェックポイントごとに練習が可能なプラクティスモードなどを実装していく方針も明かしている。
『How I learned to Skate』は820円で販売中。日本語でのUI表示にも対応しているほか、7月8日(金)までは15%オフの697円で購入可能だ。