Unfold Gamesは、吸血鬼がホテルを経営するシミュレーションゲーム『Bloody Hell Hotel』を発表した。
対象プラットフォームはPC。発売時期、価格は未定。Steamストアページの表記によると日本語に対応している。
『Bloody Hell Hotel』は、吸血鬼となって大邸宅をホテルへと改装しゲストをもてなす経営シミュレーションゲーム。
何世紀にわたって続いていた眠りから目覚めたヴァンパイア。かつて栄華を誇った大邸宅は、いまや廃墟と化していた。今こそ、この大邸宅を改装してホテルビジネスを始めるときだ。
だがこの不景気の時代、苦しいのはヴァンパイアも例外ではない。食料も物資も労働力も不足しており、血に飢えた怪物がホテルにいるとなると顧客満足度も上がらない。だが幸運なことに大邸宅の地下にはダンジョンが広がっており、さまざまな資源の調達ができそうだ。
ゲームは壊れた家具を直し、部屋を掃除し、壁紙を貼り、家電を設置し、かつての大邸宅を見違えるほど立派にしてホテルビジネスを軌道に乗せるのが目的だ。さまざまなゲストの要求に答えつつ、お腹が減ったらゲストの血を吸って力を再生し、食事代を節約するために彼らの肉を資源として使おう。
アンデッド牛を乳搾りしたり、ゾンビ鶏から卵を採集したり、ホテルの周りで育つ野生のキノコを見つけることができる。肉に関してはどこから来たのかはゲストには秘密だ。各種の作業は、吸血鬼の力を使って作業をスピードアップさせることもできる。
なおダンジョンは、闇に潜む危険なモンスターがたくさんいる。ホテルのロビーの真下にある鍛冶場で優れた剣を作り出し、必要な装備をそろえよう。
ホテルの規模が大きくなると、吸血鬼の配下を従業員として雇うことができる。料理人、受付係などを雇うこともできるが、彼らも血に飢えていることを忘れないようにしよう。
本作を開発したのは、物理法則を無視したダークなパズルアドベンチャーゲーム『DARQ』で知られるUnfold Gamesだ。本作もダークな雰囲気でありつつ、ユーモラスな切り口は健在だ。
発売時期は未定だがSteamストアページはオープンしている。気になった人はウィッシュリストへの登録を検討してみてはいかがだろうか。