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VR能『攻殻機動隊』が11月3日(祝・水)に公演を開催。観客の360度をステージが囲い、客席が回転する劇場でゴーグルいらずのVR体験。名作SF漫画を最新技術&伝統芸能で再構築

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 VR能攻殻機動隊製作委員会は9月3日、 VR能『攻殻機動隊』を360度全てに展開される没入型ステージである「IHIステージアラウンド東京」にて公演すると発表した。

 公演日時は11月3日(祝・水)で、チケットはイープラスにて最速先行販売が9月3日(土)お昼の12時より開催される。一般販売は10月1日の10時より開催される。

VR能『攻殻機動隊』が「IHI ステージアラウンド東京」公演を開催_001

 まず、VR能とは様々な最先端技術を駆使し、世界初のVRメガネなしで仮想現実空間を再現し上演される能舞台だ。今回の公演では士郎正宗氏が手掛けた漫画作品『攻殻機動隊』をVR能で表現したものとなる。

 脚本は『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』『BLOOD』シリーズなどの脚本で知られる藤咲淳一氏、演出は奥秀太郎氏が担当する。また、観世流能楽師の坂口貴信氏川口晃平氏観世三郎太氏が出演する。

 さらに、声優の下野紘さんがスペシャルナビゲーターを務める。「VR 能とは?」「攻殻機動隊とは?」など、本作の上演がもっとわかりやすく、より楽しめるような内容をなじみの声で紹介してくれるという。

 本作を公演する「IHIステージアラウンド東京」はステージが客席を360度囲み、中央の客席は観客を乗せたまま大きく回転する劇場となっている。

 映像技術は舞台版「攻殻機動隊ARISE」、3D能シリーズなどで3D映像を開発してきた明治大学教授の福地健太郎氏が、VR技術は国内のVR研究における第一人者であり、東京大学教授の稲見昌彦氏が担当する。劇場のシステムと相まって、最新技術と伝統芸能で再構築された『攻殻機動隊』を楽しめるだろう。

 興味がある読者は9月3日の先行販売、10月1日の一般販売で欠かさず申し込もう。

プレスリリースの全文は以下のとおり。


伝統を超えた、電脳の世界へ―VR 能「攻殻機動隊」新たな挑戦 360 度シアターにて!
11 月3日(祝・水)IHI ステージアラウンド

平素より大変お世話になっております。この度、日本を代表する狂言師である野村萬斎氏から「攻殻機動隊と能を繋ぐ VR、あの世とこの世、彼方と彼岸、虚と実を繋ぐ能楽の未来形である」と賛辞をもらった VR 能「攻殻機動隊」が、また新たに大きなチャレンジを行う為、周囲を取り囲む 360 度全てに展開されるアジア初の没入型ステージ IHI ステージアラウンド東京にて公演を行う事が決定致しましたので、ご報告させて頂きます。

2020 年8 月より世田谷パブリックシアター、東京芸術劇場プレイハウス、博多座、そして 2022 年1 月には札幌文化芸術劇場など、各地で大好評の上演をさせて頂き、国内外からたくさんのお問い合わせやオファーを頂きました。この度舞台となるのは、周囲を取り囲む 360 度全てに展開されるステージ、その中心に巨大な円形の観客席を配置された空間です。巨大なお盆に乗った観客席、それ自身が回転しながら、舞台、映像、音楽、照明、全てが画期的な方法で融合することで、これまでにない感覚を体験させてくれるアジア初の没入型エンタテインメント施設です。今まで誰も観たことも体験したこともないダイナミックな舞台、これまでの常識すべてを覆すステージアラウンド劇場で、日本のエンタテインメント界に革命を起こします。

この度の IHI ステージアラウンド東京での公演は、これまでの内容をよりパワーアップさせた演出となります。つきましては、9月3 日(土)より先行チケットの発売をさせて頂きますので、是非お誘いあわせの上、本公演にお越しいただけますと幸いです。

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VR 能とは様々な最先端技術を駆使し、世界初の VR メガネなしで仮想現実空間を再現し上演される能舞台です。今回は日本が世界に誇る SF 漫画の最高傑作である「攻殻機動隊」を能で表現!「攻殻機動隊」は近未来の電脳化社会を舞台に架空の公安組織の活躍を描いた士郎正宗原作のマンガで、神山健治監督によるテレビアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)」シリーズ、総監督を務めた黄瀬和哉による劇場版アニメ「攻殻機動隊ARISE」シリーズなどが制作され、最新アニメとして 2020 年4 月より「攻殻機動隊SAC_2045」が配信されました。

演出は舞台「ペルソナ」シリーズや舞台版「攻殻機動隊ARISE」、AKB 版「仁義なき戦い」など数々の実現不可能と思われる企画を成功させてきた映画監督、奥秀太郎。脚本は「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」や「BLOOD」シリーズなどの脚本で知られる藤咲淳一。映像技術は舞台版「攻殻機動隊ARISE」、3D能シリーズなどで日本初の舞台での 3D 映像を開発してきた福地健太郎(明治大学教授)。VR 技術は国内の VR 研究での第一人者稲見昌彦(東京大学教授)。いずれも各分野での最先端を駆け抜ける第一人者が担当し、能舞台上に隠された VR 技術が生み出す、虚像と現実のどちらを観ているのかわからなくなるような、不思議な世界観が病みつきとなり観客を湧かせます。公演を重ねるごとに飛躍的に技術が進化し、今公演でも新たに観客を驚愕させる仕組みに挑戦します。

さらに出演は、実力・知名度ともに現在の能のシーンを牽引する坂口貴信(観世流能楽師)、谷本健吾(観世流能楽師)、川口晃平(観世流能楽師)、そして業界大注目の若手・観世三郎太(観世流能楽師)等。世界初・本邦初の様々な技術と日本の伝統芸能の先鋒とが高次元なレベルで融合し、攻殻機動隊の世界を再現した舞台芸術の未来を創ります。そして、「鬼滅の刃」の我妻善逸役や「進撃の巨人」でコニー・スプリンガー役を務める声優・下野紘がスペシャルナビゲーターを務めます。「VR 能とは?」「攻殻機動隊とは?」など、本作の上演がもっとわかりやすく、より楽しめるような内容をなじみの声でお届けします。

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本作のチケットは、10/1(土)10:00 からの一般発売に先駆け、イープラスで最速先行が 9/3(土)12:00 から始まります。詳しくは公式HP (https://ghostintheshellvrnoh.com/)をご確認ください!

そして、この VR 能「攻殻機動隊」の全国ツアーですが、今後も各地で公演していく予定です。公演の詳細につきましたは、追って発表させて頂きますが、全国ツアーでの更なるパワーアップをお楽しみにしていてください。

また、本プロジェクトは、同じく IHI ステージアラウンド東京にて 11 月4 日に行われる「自在化コレクション」でも、VR 能の進化を一部お披露目致します。「自在化コレクション」とは JST ERATO 稲見自在化身体プロジェクト〜「自在化」研究の 5 年間の研究成果を発表する場となります。今注目を浴びる「メタバース」を構築する上で欠かすことのできない、現実とメタバース(仮想空間)を結ぶインターバース開発の鍵となる「自在化身体論」。「自在化」という思想の元に、科学者たちによる最先端の科学技術研究が映画・舞台・・・と融合した、かつてないプロジェクトがここに始動します。そのプロジェクトが「自在化コレクション」です。この「自在化コレクション」では、ラボ内で行われてきた「自在化身体」研究を、一般の方々にお披露目する場でもあります。5 年間の研究成果の先にあるアップデートされた未来ビジョンを、一線で活躍するクリエーターたちの想像力でさらに大きく飛躍させた作品にして、ご紹介いたします。こちらも、乞うご期待ください。

【攻殻機動隊】

「攻殻機動隊」は、近未来の電脳化社会を舞台に架空の公安組織の活躍を描いたマンガで、1989年から展開されている人気シリーズ。押井守監督が手が
けた劇場版アニメ「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」「イノセンス」のほか、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)」シリーズ、
「攻殻機動隊 ARISE」シリーズなどが制作されてきた。スカーレット・ヨハンソン主演で実写化したハリウッド映画版も話題になった。最新作として
2020年4月より「攻殻機動隊SAC_2045」が配信開始。
(公式サイト: https://www.ghostintheshell-sac2045.jp/

【VR能攻殻機動隊】

公演日程:2022年11月3日(木・祝)16時開場16時半開演
会場 IHI ステージアラウンド東京
原作:士郎正宗「攻殻機動隊」(講談社KCデラックス刊)
出演:坂口貴信 谷本健吾 川口晃平 観世三郎太(観世流能楽師)
スペシャルナビゲーター:下野紘
演出:奥秀太郎 / 脚本:藤咲淳一
映像技術:福地健太郎(明治大学教授) / VR 技術:稲見昌彦(東京大学教授)
製作:VR能攻殻機動隊製作委員会
©士郎正宗・講談社/ VR能攻殻機動隊製作委員会
公式サイト:http://ghostintheshellvrnoh.com

【チケット情報】

イープラス 最速先行受付:9月3日(土)12:00~ ※抽選受付
一般発売:10月1日(土)10:00~
S席;7,800 円 M席(見切れ席):3,500円
詳しくは公式HP(https://ghostintheshellvrnoh.com/)まで。

【自在化コレクション】

演出:奥秀太郎 / 脚本:藤咲淳一
映像技術:福地健太郎(明治大学教授) / VR 技術:稲見昌彦(東京大学教授)
製作:VR能攻殻機動隊製作委員会
©士郎正宗・講談社/ VR能攻殻機動隊製作委員会
公式サイト:http://ghostintheshellvrnoh.com/

会場 IHI ステージアラウンド東京公式HP(https://www.tbs.co.jp/stagearound/
入場無料(INVITATION・WEB予約限定)

※抽選応募を開始します。詳細は随時公式WEBサイト、公式Twitter にて公開予定となります。
主催:科学技術振興機構 ERATO 稲見自在化身体プロジェクト
監修:稲見昌彦(東京大学総長特任補佐・教授)
原作・脚本:冲方丁
総合ディレクター:奥秀太郎

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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