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仮想世界を捜査するサイバーパンク刑事RPG『Gamedec』が日本語に対応。新エディションが配信を開始し、クトゥルフ風のサブエピソードや新たなサイバー空間、高難易度モードを追加

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 Anshar Publishingは9月30日、サイバーパンクRPG『Gamedec』の新エディション「Gamedec Definitive Edition」の配信を開始し、既に購入しているユーザーに向けて無料アップデートを配信した。

 本アップデートおよび新エディションの配信にあわせて、ゲームは日本語表示にも対応する。

 対応プラットフォームはPC(SteamGOG.comEpic Games ストア)となっており、価格は税込み3000円となる。Steamストアでは10月7日までの期間限定で20%オフの2472円で購入できる。

 『Gamedec』はサイバーパンクな仮想世界で探偵として事件を捜査するRPGだ。物語の舞台は科学技術が発展し、生や死の定義が揺らぐ22世紀のワルシャワ。プレイヤーは仮想世界専門の探偵「ゲームデック」となり、肉欲、怠惰、嫉妬、自尊心とにより巻き起こる事件を解決していく。

 本作はTRPGのシステムを参考にしており、プレイヤーが下すさまざまな選択によって登場人物が変化していく。会話上の発言のみならず初期ステータスを決定するバックグラウンド、30以上の職業など、プレイヤーが選択できる要素は実に多様だ。

 また、事件の捜査の手段も多様であり、刑事らしい話術ではなく、多くを語らぬ猫に変身して潜入捜査を行うことも可能だという。当然ながら各登場人物との関係性も物語に影響を及ぼすため、捜査における些細な行動も物語の結末に影響する。

 ゲーム内には『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』『デトロイトビカムヒューマン』を思わせる「分岐を示す樹形図」が登場するため、プレイヤーは自身の選択が及ぼす影響と可能性を遊びながら感じられるだろう。

 新エディション「Gamedec Definitive Edition」は日本語への対応のほか、IMGN.PROと Fool’s Theoryが開発した俯瞰視点のSFアクションRPG『Seven: The Days Long Gone』をモチーフにした新たなサイバー空間や、クトゥルフ神話をモチーフにした追加のサブエピソードが用意される。

 このほかに、新しいフルボイスのカットシーンや高難易度モード「True Detective Mode」、新プレイアブルキャラクターやNPCが用意される。

サイバーパンク刑事RPG『Gamedec』が日本語に対応、クトゥルフ風エピソードが追加_007
(画像はゲームデック-Gamedec: Definitive Edition is OUT NOW!-Steamニュースより)

 サイバーパンクな世界で戦わず、探偵として仮想世界を捜査する異色の本作。興味がある読者はぜひ実際にプレイしてみよう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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