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ぷりぷりな物理演算で赤ちゃんが最長の歩行記録を目指すゲーム『Baby Walking Simulator』が無料で配信を開始。操作方法はスペースを押す/離すのみだが超高難度。操作方法不明の赤ちゃんが目指す自立への道

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 One Button Pleaseは日本時間で10月2日、『Baby Walking Simulator』の価格を100円から価格改定し、Steamにて無料で配信開始した。

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(画像はSteam:Baby Walking Simulatorより)

 『Baby Walking Simulator』は赤ちゃんとなり、転ばずにより長い距離を歩くことを目指すゲームだ。SteamDBによると本作は2019年に日本円にして100円で発売されたが、この度の価格改定を経て無料となった。

 捜査はスペースキーを押すこと、離すことのみだが、このふたつの状況が赤ちゃんに及ぼす効果は不明である。

 しかし、一度スペースキーを押したうえで二度と入力しなければ、赤ちゃんはプリプリとお尻を振り、そのまま転倒。そこでプレイヤーは物理エンジンで動く赤ちゃんの姿勢や状態と対話するようにスペースキーを押したり、離したりすることとなる。

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(画像はSteam:Baby Walking Simulatorより)

 SteamストアページのコメントやSNSでのプレイヤーの反応を参照すると、明確な操作方法を明かすことは不可能である様に思われるが、いずれのプレイヤーも正体不明の「コツ」を感じることで記録を伸ばしているようだ。

 なお、プロゲーミングチーム「WE-R1」に所属し、本作の世界ランキングトップに君臨するValtaN氏220.159mを記録しているものの、「未だに操作方法は良くわかってません」と語っている。いずれにせよ赤ちゃんの歩行は容易ではなく、たゆまぬ努力が必要となるだろう。

 可愛らしい赤ちゃんのお尻や、ちぎりパン的な形態に隠された忍耐や努力、転んで味わう辛酸、上手くいかない苦渋、果ては操作方法が解らない絶望を乗り越え、ひとまずは100m地点に存在すると言われる伝説の青い門を目指そう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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