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人間と妖精が住む街で「借金取り」になるRPG『REPO MAN』発表。陽光とネオンのノワール幻想世界で、自由度の高いミステリアスなハードボイルド・ストーリーが展開

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 Games BoxとACHARA STUDIOSは、借金取りRPG『REPO MAN』を発表し、発表トレーラーを公開した。

 対象プラットフォームはPC(Steam)。発売時期は2023年。記事執筆時点では日本語に対応していない。

 『REPO MAN』(レポマン=取り立て屋の意味)は、借金取り立て屋RPG。複数の解決方法があるなどの自由度の高さが特徴のイマーシブシムの要素をもっている。

『REPO MAN』発表、幻想的な街でハードボイルドなストーリーが展開
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(画像はSteamより)
『REPO MAN』発表、幻想的な街でハードボイルドなストーリーが展開
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(画像はSteamより)

 舞台はネオンと太陽とテクノロジーの街「サンアルマ」。この場所は人間だけでなく「妖精」(fae)と呼ばれる人類よりも古い種族の末裔も住んでいた。魔法が失われた時代であることから、妖精たちは放浪者として生活している。

 会社から追放された主人公・アーサー・ニューステッドは、サンアルマで市民からお金を搾り取る借金取りをしていた。彼の妻は他の男と逃げだし、彼自身も死んだ父親が残した1500万ドルもの謎の借金を抱えていたからだ。

『REPO MAN』発表、幻想的な街でハードボイルドなストーリーが展開
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(画像はSteamより)

 借金を抱えた人を追跡して交渉と説得をするのか、それとも建物に侵入して資産を確認して犯罪者に連絡するのか。暴力に訴えて町の人々から嫌われるのか、貧しい人に憐れみ借金を肩代わりするのか。どのような借金取りになるのかはプレイヤーに委ねられている。

『REPO MAN』発表、幻想的な街でハードボイルドなストーリーが展開
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(画像はSteamより)
『REPO MAN』発表、幻想的な街でハードボイルドなストーリーが展開
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(画像はSteamより)

 ゲームは、アールヌーヴォー調のアートデザインが特徴で、ノワールスタイルでありながら地中海を思わせる陽光に照らし出された街並みを探索しつつ、債権者をバーで待ち伏せしたり、狭い路地を抜けて屋根から侵入することができる。

 また詳細は不明だが、特殊な殴り合いのシステムが搭載されているようで、冷静さ、正確さ、スピードなどの組み合わせが、主人公の命を救うかもしれないとのこと。

『REPO MAN』発表、幻想的な街でハードボイルドなストーリーが展開
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(画像はSteamより)

 父親が残した1500万ドルもの謎の借金の正体や、古の種族である「妖精」、腐敗した町の役人などが絡んでくる陰謀めいたミステリアスなストーリーが展開するようだ。開発はポーランドに拠点を置くACHARA STUDIOSが担当している。

 借金取りRPG『REPO MAN』は、2023年発売予定。気になった人はウィッシュリストに登録してみてはいかがだろうか。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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