デベロッパー(開発元)のSimutronicsは10月25日、『GALAHAD 3093』の基本プレイ無料化を発表した。
対応プラットフォームはPC(Steam)で、開発中のゲームをリリースする早期アクセス版として配信されている。また、本作はEpic Gamesストアにも商品ページが開設されており、今後展開されると予想される。
早期アクセスとして配信されている理由は、ゲームの開発の為のフィードバックをより幅広いユーザーからつのり、ゲームの最終機能の開発を促進するためだという。ゲームの核となるシステム自体はすでに完成しているようだ。
『GALAHAD 3093』は9月1日に配信を開始したカスタム要素が特徴のメカシューティングゲームだ。プレイヤーは「ランス」と呼ばれる二足歩行型のメカに搭乗し、12対12のオンラインマルチプレイの戦場へ参加する。
ランスにはライトからスーパーヘビーまでのクラスが設けられており、それぞれで機動力やダメージ、防御力に差異がある。ミニガンやショットガン、ビームキャノン、誘導ミサイル、ドローン、誘導機雷など多彩な兵器を装備可能で、このほかにアップグレードモジュールなどの組み替え可能な要素も設けられている。
作中ではバランスを重視した装備にしたり、2丁拳銃を携えた攻撃特化のビルドを組んだりとプレイヤー次第で多彩なカスタマイズで戦場に赴くことができる。また、組み上げたロードアウトは最大で4つまで保存でき、戦況にあわせて戦闘中でも切り替えが可能。本作のマップは高低差のある複雑な構造であるため、チームメイトの構成や環境との相性、戦況を意識した立ち回りが勝利への鍵を握るだろう。
くわえて、プレイヤーはそれぞれ異なるスキルを持ち、「アーサー王伝説」に登場する騎士の名を冠したパイロットを選択できる。パイロットごとのスキルはナパームやドーム状のシールド、テレポートなどのアクティブスキルに加えて、自動で効果を発揮するパッシブスキルも用意されているという。
本作が早期アクセスとしてリリースされた9月2日には、チームデスマッチとベースアサルトのゲームモード2種に8人のプレイアブルキャラクター、7つのマップを収録。さらに数十種類の「ランス」と武器、数百種類のモジュールが実装済みだ。
正式リリース版ではクランシステムやプライベートマッチ、トーナメントシステムが追加される。さらに、カスタマイズ性を拡張するコンテンツやシーズンシステムなども実装される予定だ。早期アクセス期間は半年から1年以上を想定している。
だれでも無料でプレイできるため、興味がある読者はぜひ実際にプレイしてみよう。