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『シロナガス島への帰還』Nintendo Switch版の不具合報告を受けて移植を担当したroom6が対応を発表。オリジナル版の開発者がBGMをはじめ複数の不具合を指摘、今後は協力して修正対応を進める方針

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 個人ゲーム開発者の鬼虫兵庫氏は、11月17日に発売を控えるアドベンチャーゲーム『シロナガス島への帰還』Nintendo Switch版について、複数の不具合を発見したと自身のTwitterアカウントから明らかにした。本指摘を受けて、本作の移植を担当したroom6は「今後の対応を検討中」との告知を発表している。

 『シロナガス島への帰還』は、作家で個人ゲーム開発者の鬼虫兵庫氏が開発し、2020年にPC版を発売したアドベンチャーゲームだ。今回の話題に上がっているNintendo Switch版はクラウドファンディングの成功を経て開発が決定。移植をroom6が担当し、新たにフルボイス化などの要素を追加したものとなっている。

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 事の経緯としては、11月15日にNintendo Switch版の本作を初めてプレイすることとなった鬼虫兵庫氏が、SEの当て間違いやBGMのループ定義のミスなど多くの不具合を発見。Twitter上で報告するとともにroom6へ連絡を取り、今回の発表へと至った形だ。

 なお、今回のNintendo Switch版の開発体制に関して鬼虫兵庫氏はroom6に移植作業を一任しており、開発中ロムのテストに関しては同氏もroom6から開発用キットを受け取って確認する予定であったという。しかし、一向に開発用キットが送られてくることはなく、これまで同氏によるロムチェックは一度も実施されてこなかったとしている。

https://twitter.com/ONIMUSHI_HYOGO/status/1592699454028939265

 鬼虫兵庫氏は今回の件を受けて、room6と協力して修正作業を進めていくと発表。room6も本件に関する問い合わせ窓口などを準備するとともに、原因の究明を進めていくとしている。

ライター
85年生まれ。『勇者のくせになまいきだ。』シリーズの代表的プレイヤーとして名を馳せたツルハシの化身。 10代の頃、メックシューターゲーム『ファントムクラッシュ』とその続編『S.L.A.I.』の世界にハマり、 ディスプレイ越しに見た2071年に帰るべく日々を生きる。TCGとボードゲームも好物。
Twitter:@Dump29

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