ドリコムの出版・映像ブランド「ドリコムメディア」のライトノベルレーベル「DREノベルス」は、RPG『ウィザードリィ』シリーズをモチーフとした新作ダークファンタジー小説『ブレイド&バスタード -灰は暖かく、迷宮は仄暗い-』を、12月9日に発売すると発表した。価格は税込1430円。
本作は執筆を人気ライトノベル『ゴブリンスレイヤー』などで知られる蝸牛くも氏が担当し、挿絵は人気ライトノベル『オーバーロード』の挿絵イラストなどで知られるso-bin氏が担当する。
また本作は日本語版の発売と同時に、英語翻訳版もJ-Novel Clubを通して電子書籍で発売する。
『ウィザードリィ』は1981年に第一作が発売された3DダンジョンRPGのシリーズ。さまざまな種族や職業からパーティーメンバーを作成し、危険なモンスターや罠、財宝の潜むダンジョンへと挑む作品だ。
オリジナルの『ウィザードリィ』は比較的コミカルな作品だが、日本では、独自のグラフィックやBGMを採用したファミコン移植版や、ベニー松山氏によるノベライズ作品『隣り合わせの灰と青春』などが重厚なダークファンタジー作品としての認識を高め、以降、日本ではその雰囲気を引き継いだ独自の『ウィザードリィ』シリーズが数多く発売されている。
本作『ブレイド&バスタード』は、そんな『ウィザードリィ』の世界観をモチーフに展開する、オリジナルのダークファンタジー小説だ。日本国内での『ウィザードリィ』小説作品としては、おそらく古川日出男氏による『ウィザードリィ外伝II』のノベライズ作品『砂の王』以来の、実に28年ぶりの新作小説となる。
本作のあらすじは次のとおり。
――冒険の果てに、いつか魂さえ失うと(ロスト)したら?
その時は、次の冒険者が上手くやるさ。誰も足を踏み入れたことのない《迷宮(ダンジョン)》の奥で発見された、あるはずのない冒険者の死体――蘇生されたものの記憶を失った男イアルマスは、単独(ソロ)で《迷宮》に潜っては冒険者の死体を回収する日々を送っていた。
《蘇生》が成功しようが失敗して灰となろうが、頓着せず対価を求める姿を蔑みつつも一目置く冒険者たち。そんな彼の灰塗れの日常は、壊滅した徒党(パーティ)の唯一の生き残り「残飯(ガーベイジ)」と呼ばれる少女剣士との出会いを機に動き始める!
本作は現在、序章・第一章の試し読みを、日本語版・英語翻訳版ともに公開中だ。日本語版はDREノベルスの公式サイトより、英語翻訳版はJ-Novel Clubにて読むことができるので、気になった方は各サイトをチェックしてみてほしい。
また本作の日本国内の紙版の初回出荷分には、本作の挿し絵と連動する「挿しボイスコード」が付属。こちらを利用すると、豪華声優陣によるキャラクターボイスとともに、挿し絵と連動した新しい読書体験を味わうことができるとのことだ。
【キャラクター紹介】
イアルマス:CV古川 慎
記憶を失った冒険者。
寺院の依頼で、《迷宮》内で力尽きた冒険者の死体を回収している。
ガーベイジ:CV楠木ともり
イアルマスに危機を救われた冒険者。
人語を話さず、野良犬めいた言動をとる『怪物の食べ残し(ガーベイジ)』。
ララジャ:CV山下大輝
駆け出しの盗賊。
妙な縁からイアルマス達と迷宮を探索することになる。
アイニッキ:CV早見沙織
神に仕える女エルフの聖職者。
イアルマスやガーベイジのことを気にかけている。
また本作は現在、発売に先駆けて第1弾PVを公開中だ。上に挙げたキャラクターたちのボイスを聞く事もできるようになっているので、気になった方はこちらもあわせてチェックされたい。
『ブレイド&バスタード -灰は暖かく、迷宮は仄暗い-』は、12月9日に発売。価格は税込1430円となっている。また日本語版の発売と同時に、英語翻訳版もJ-Novel Clubを通して電子書籍で発売する。
プレスリリースの全文は以下のとおり。
蝸牛くも×so-binが贈る、ダークファンタジー小説『ブレイド&バスタード -灰は暖かく、迷宮は仄暗い-』日本語版・英語翻訳版の同時リリースが決定!
株式会社ドリコム(本社:東京都品川区、代表取締役社長:内藤裕紀)の出版・映像ブランド「ドリコムメディア」のライトノベルレーベル「DREノベルス」は、著・蝸牛くも(代表作『ゴブリンスレイヤー』)、イラスト・so-bin(代表作『オーバーロード』)によるダークファンタジー小説『ブレイド&バスタード -灰は暖かく、迷宮は仄暗い-』の日本語版と、英語翻訳版の電子書籍を同時リリースすることを決定しましたのでお知らせいたします。
・日本語版・英語翻訳版の同時リリースが決定!
DREノベルスは本日、アメリカ・ニューヨークで開催中のアニメコンベンション「Anime NYC」にて、『ブレイド&バスタード -灰は暖かく、迷宮は仄暗い-』の日本語版・英語翻訳版を同時リリースすることを発表しました。英語翻訳版はJ-Novel Clubを通して電子配信いたします。
以降、DREノベルスの作品はJ-Novel Clubと提携し、日本語版と、英語翻訳版の電子書籍の同時リリースを目指します。『ブレイド&バスタード』はその第1弾作品となります。
また、本日より本作の序章・第一章の試し読みを、日本語版・英語翻訳版ともに開始いたしました。日本語版はDREノベルスの公式サイトより、英語翻訳版はJ-Novel Clubにて、お楽しみください。
【J-Novel Clubとは】
米国に本社を置く会社で 2016 年に設立され、日本のライトノベルや漫画の翻訳・出版、自社のサブスクリプションサービスでの配信、及び、英語圏市場における主要なオンラインストアを通じて電子書籍の販売を手がけており、北米を中心とする英語圏市場のユーザーの支持を集めております。出版大手KADOKAWAのグループ企業。
公式サイト:https://j-novel.club/
・『ウィザードリィ(Wizardry)』の世界観をモチーフに描かれる新しいストーリー
本作は、株式会社ドリコムが著作権及び商標権【※】を持つ、名作RPG『ウィザードリィ(Wizardry)』の世界観をモチーフに、蝸牛くも先生がまったく新しいストーリーを紡いでいます。
《迷宮》を巡るダークファンタジーをぜひお楽しみください(Wizardryシリーズのノベライズではございません)。
※『ウィザードリィ(Wizardry)』シリーズのうち、『Wizardry6』、『Wizardry7』、『Wizardry8』、『Wizardry Gold』の著作権及び『ウィザードリィ(Wizardry)』の国内外の商標権
【『ウィザードリィ(Wizardry)』とは】
1981年にアメリカで発表された3Dダンジョン探索型のRPGシリーズ。
没入度の高い主観視点を採用し、息詰まる冒険は多くのユーザーを魅了した。
迷宮探索やパーティ編成、モンスターとの戦闘など、後のRPGに与えた影響は大きく、RPGの原点とも評される。
・第1弾PV&蝸牛くも先生・so-bin先生のコメントを公開
本日、「Anime NYC」にて先行公開した第1弾PVと、本作の著者・蝸牛くも先生とイラストレーター・so-bin先生からのコメントを公開いたします。PVは、声優の古川 慎さんをはじめ、豪華キャスト陣が出演いたします。
●第1弾PV:https://youtu.be/FRmtr904t6Q
【蝸牛くも先生コメント】
ドーモ、蝸牛くもです!
私がウィザードリィと出会った頃には、すでにその名は伝説的名作として不朽のものでした。
私はひたすら先達の冒険者たちの足跡を辿っては、すごいなあ、と憧れる立場だったのです。
なので本作には、自分が見聞きした物語への憧れを、たっぷり詰め込んだつもりでいます。
歴戦の冒険者の方々は、どうか「仕方ないな」と笑ってやってください。
新規の冒険者の方々は、どうか此処からウィザードリィに入って頂ければ幸いです。
そして恥ずかしながら、せっかくなので、私からこの一文を皆さんに贈らせてください。
WELCOME TO THE WORLD OF WIZARDRY!
【so-bin先生コメント】
蝸牛さんとは何年か前にドイツのイベントで楽しくお話させてもらえる機会がありまして
知らない仲でもないしこれも何かの縁だなと思い『ブレイド&バスタード』のイラストを担当させて頂きました。
新しいタイトルなのであまりネタバレ的なことは言えませんが1巻を読むと早く続きが読みたくなる、
ストレートにワクワクさせてくれる物語だと感じてます。最後まで読みたいので末永く続いてくれることを祈っております!
■『ブレイド&バスタード』公式Twitter:https://twitter.com/BladeandBastard
■作品ページ:https://drecom-media.jp/drenovels/product/7
・『ブレイド&バスタード -灰は暖かく、迷宮は仄暗い-』作品紹介
──冒険の果てに、いつか魂さえ失うと(ロスト)したら?
その時は、次の冒険者が上手くやるさ。
誰も足を踏み入れたことのない《迷宮(ダンジョン)》の奥で発見された、あるはずのない冒険者の死体──蘇生されたものの記憶を失った男イアルマスは、単独(ソロ)で《迷宮》に潜っては冒険者の死体を回収する日々を送っていた。
《蘇生》が成功しようが失敗して灰となろうが、頓着せず対価を求める姿を蔑みつつも一目置く冒険者たち。そんな彼の灰塗れの日常は、壊滅した徒党(パーティ)の唯一の生き残り「残飯(ガーベイジ)」と呼ばれる少女剣士との出会いを機に動き始める!
蝸牛くも×so-binが贈るダークファンタジー登場!!
本作の日本国内の紙版の初回出荷分には挿しボイスコードが付属します。
※挿しボイス……一部のDREノベルスの紙書籍に初回特典としてコードが付属。豪華声優陣による音声を聴くことができ、ライトノベルの挿し絵と連動した新しい読書体験を提供している。
【キャラクター紹介】
イアルマス:CV古川 慎
記憶を失った冒険者。
寺院の依頼で、《迷宮》内で力尽きた冒険者の死体を回収している。
ガーベイジ:CV楠木ともり
イアルマスに危機を救われた冒険者。
人語を話さず、野良犬めいた言動をとる『怪物の食べ残し(ガーベイジ)』。
ララジャ:CV山下大輝
駆け出しの盗賊。
妙な縁からイアルマス達と迷宮を探索することになる。
アイニッキ:CV早見沙織
神に仕える女エルフの聖職者。
イアルマスやガーベイジのことを気にかけている。
【関連情報】
■「ドリコムメディア」公式サイト:https://drecom-media.jp/
■「ドリコムメディア大賞」公式サイト:https://drecom-media.jp/award/
■「ドリコムメディア」公式Twitter:https://twitter.com/drecom_media
■「ドリコムメディア」公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCaWzToM9LOES5Jru-bztVlQ
■「ドリコムメディア」公式TikTok:https://www.tiktok.com/@drecom_media
【ドリコムメディアとは】
「ドリコムメディア」は、株式会社ドリコムが世界を舞台とする総合エンターテインメント企業を目指すために立ち上げた、出版・映像ブランドです。「ドリコムメディア」は、4つのレーベル「DRE STUDIOS」(webtoon)・「DREノベルス」(ライトノベル)・「DREコミックス」(コミック)・「DRE PICTURES」(メディアミックス)による、オリジナル作品の創出と全方位でのメディアミックスを展開し、「作品価値の最大化」をプロデュースします。
【株式会社ドリコムについて】
商号:株式会社ドリコム
所在地:東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower 19F
代表取締役社長:内藤裕紀
設立:2001年11月13日
コーポレートサイト:https://www.drecom.co.jp/