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『エルデンリング』ボードゲーム版のクラウドファンディングが開始10分で目標額を達成、約1日でおよそ2億8000万円もの支援金額を調達。おなじみの「デミゴッド」も登場し、最大4人の褪せ人で協力プレイが可能

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 海外のアナログゲームメーカー「Steamforged Games」『エルデンリング』ボードゲーム版クラウドファンディングキャンペーンを日本時間で11月23日より開始した。

 目標金額は15万ポンド(2520万円)とされていたが、キャンペーン開始から10分以内に目標金額を達成し、開始から約一日が経過した本記事の執筆時点で10倍以上におよぶ約169万ポンド(約2億8000万円)の支援金額を調達している。

 キャンペーン期間は12月3日までとなっており、75ポンド(約1万2000円)からリワード付き支援プランが用意されている。

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(画像はElden Ring: The Board Game by Steamforged Games Ltd — Kickstarterより)

  『エルデンリング』は2月25日(金)に発売されたフロム・ソフトウェアのアクションRPGだ。発売前後から大きな話題を巻き起こし、リリース後3週間足らずで世界累計出荷本数は1200万本を突破。2022年度の「日本ゲーム大賞」では大賞に輝き、「Golden Joystick Awards」では4部門でノミネートされるなど高い評価を獲得してきた。

  今回クラウドファンディングキャンペーンを開始したボードゲーム版を手がけるSteamforged Gamesは、『ダークソウル』や『ホライゾン ゼロ・ドーン』、『バイオハザード3 ラストエスケープ』などのボードゲーム版を製作してきた実績を持つ。特に『ダークソウル』ボードゲーム版では、当時のKickstarter史上最高額となる6億円近くの資金を集めた。

 ゲームはひとりから4人の褪せ人でプレイ可能であり、メインクエストやサイドクエストからなる協力プレイやソロプレイ、ストーリモードが用意される。1セッションに120分以上のゲームが楽しめる設計だ。

 すべてのコンテンツが収録されるエディションには100以上の敵キャラクター、2500枚以上のカード、90時間のリプレイが可能なキャンペーンが用意されるという。

 1枚のタイルから徐々に拡張していく組み替え可能なオープンワールドのマップや「祝福の導き」をイメージした進行状況を確認する「Guidance of Grace Deck」、グリッド上のマップで展開するサイコロ不要の戦闘デッキビルドなど、ビデオゲーム版をオマージュした特徴的なシステムも用意される。

 また、「忌み鬼 マルギット」や「接ぎ木のゴドリック」の駒をはじめとするデミゴッドや「ツリーガード」といったおなじみの敵キャラクターのコマも多数収録され、ボードゲームでは手ごわい敵キャラクターたちを立体として鑑賞可能だ。

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(画像はAnnouncing ELDEN RING™: The Board Game | Steamforged Gamesより)

 このほかに、キャンペーンサイトではコメント欄の投票によりコアプレッジ版、オールインプレッジ版に追加されるコンテンツを決定するキャンペーンも実施されている。

 キャンペーンの実施期間は残されているため、興味がある読者はぜひ支援してみよう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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