D4エンタープライズは11月24日、KADOKAWAが提供する二次創作の管理・収益分配サービス「クリエイターサポートプログラム」を利用し、D4エンタープライズが提供するレトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」内のゲームタイトルに関する「二次創作ガイドライン」を発表した。
今回の発表により、公開中の「二次創作ガイドライン」に沿って、「プロジェクトEGG」のゲームはYouTubeでゲーム実況などの二次創作および収益化が可能となった。
「プロジェクトEGG」は、おもに1980年代のPC用ゲームタイトルなどを取り扱う、レトロゲームの復刻・配信サービスだ。サービスの利用には月額550円の会員費が必要で、各ゲームタイトルは別途購入する形をとっている。
今回発表されたガイドラインでは、『ハイドライド』、『夢幻の心臓』、『ザナック』、『レリクス』など280タイトル以上のゲームが収益化対象コンテンツとして記載。ガイドラインに則った手順を取ることで、YouTubeでの実況動画やライブ配信のほか、紹介や解説、考察などの二次創作へ利用できるようになる。
現在のガイドラインによると、二次的コンテンツを公開する際には、公開前の事前登録および説明欄へのクレジット表示が必要。さらに収益化を行う場合は、KADOKAWAの「クリエイターサポートプログラム」を利用し、対象コンテンツの著作物利用料およびサービス利用料の支払いが必要になってくるとのことだ。
D4エンタープライズは、今回の取り組みは「プロジェクトEGG」21周年を記念した施策のひとつであり、ユーザーが安心して配信を行えるようになると同時に、収益の一部をタイトルホルダーに還元することで、今後のレトロゲームマーケットの活性化に寄与できるとの考えを示している。
このほか二次的コンテンツに関する禁止事項などの詳細や、対象コンテンツの一覧については、以下のガイドラインを確認されたい。
「プロジェクトEGG」の配信タイトルは、公開中のガイドラインに則り、YouTubeでの実況動画などの二次創作および収益化が可能だ。
プレスリリースの全文は以下のとおり。
<News>レトロゲームサービス「プロジェクトEGG」21周年!「ハイドライド」など280タイトル以上のゲーム実況・収益化を許諾するYouTube 二次創作ガイドラインを発表!
2022年11月24日(木)、レトロゲームの復刻・配信などを手掛ける株式会社D4エンタープライズ(本社・東京都中央区 代表取締役・鈴木直人)は、株式会社KADOKAWAが提供する二次創作の管理・収益分配サービス『クリエイターサポートプログラム(以下略称:CSP 呼称:シーエスピー)』を利用し、D4Eのレトロゲーム配信サービス『プロジェクトEGG』内のゲームタイトルに関する二次創作ガイドラインを発表したことをお知らせします。これにより「二次創作ガイドライン」に沿って「YouTube」でゲーム実況など二次創作及び収益化が可能になります。この取り組みは「プロジェクトEGG」21周年を記念した施策の一つとして行われ、ユーザーの皆様に安心して配信いただけると同時に、収益の一部をタイトルホルダーに還元することで、今後のレトロゲームマーケットの活性化に寄与できると考えております。
「プロジェクトEGG」二次創作(ゲーム実況)ガイドライン:
http://www.amusement-center.com/about/guideline.php
※『ハイドライド』『夢幻の心臓』『ザナック』『レリクス』など280タイトル以上
※2022年11月24日(木)ガイドライン公開以降、公開されたコンテンツに適用いたします。
その他、最新情報はD4エンタープライズ公式Twitter(@project_egg)にて発信してまいりますので、ここちらも合わせてご覧ください。
■D4エンタープライズについて
日本を拠点とするレトロゲームのデベロッパー兼パブリッシャー。レトロゲームビジネスのパイオニアであり、20年に渡ってレトロゲームの復刻・配信を行なってきました。これまでにWindows、任天堂Wii、WiiU、3DSi、iPhone、Androidといったプラットフォームで、2000タイトル近くのゲームを復刻し、同社が運営するプロジェクトEGGでは、様々なレトロゲームがお楽しみいただけます。
「プロジェクトEGG」公式サイト:
https://www.amusement-center.com/project/egg/
「プロジェクトEGG」公式Twitter:
https://twitter.com/project_egg