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『水星の魔女』ガンダムが踊る謎のPV「ガンダム体操」が話題沸騰中。“自作風”を見事に表現した演出で「株式会社ガンダム」のプロモーションは大成功

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 バンダイナムコグループの横断プロジェクトである「ガンダムプロジェクト」は11月27日、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』第8話に収録され「ガンダム体操」の映像を公式Twitterにて公開し、SNS上で話題を呼んだ。

 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は「ガンダム」シリーズ最新作のテレビアニメであり、テレビアニメシリーズとしては初の女性主人公の作品だ。

 時は数多の企業が宇宙へ進出するA.S.122。モビルスーツ産業最大手の「ベネリットグループ」が運営する「アスティカシア高等専門学園」に編入した「スレッタ・マーキュリー」を主人公に、各生徒の親や出自に基づく抑圧や差別、そして禁じられた兵器「ガンダム」を巡るドラマと戦いを描いていく。

 「ガンダム」シリーズでありながら学園モノとして幕を開ける斬新な物語の設定や、同性婚や同性愛を当然の出来事として描く作風、親の権力および「資本主義社会」の都合に隷属せざるを得ない子供たちの苦難や悲哀に焦点を当てた描写などが特徴であり、物語のテーマとなっている。

 このたび公開された「ガンダム体操」は第7話のラストにてミオリネ・レンブランが設立した企業「株式会社ガンダム」のプロモーション映像。第8話ではガンダムに搭載されたGUND技術の理念が明かされ、同社の定款でもある「GUND技術による医療事業」ガンダムの安全性が紹介されている。

 PVは「株式会社ガンダム」のメンバーであるスレッタ、ミオリネ、地球出身の生徒たちによって構成されるため、合唱テーマソングとDIY風のPVに仕上がっている。

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(画像は機動戦士ガンダム 水星の魔女 Twitterより)

 コミカルに動く「ガンダム・エアリアル」の周辺には不自然な黄緑色がまとわりつき、完全に処理し切れていないクロマキー合成として表現。上記のほか、写り込んでしまうヤギ、演出上突如巨大化する腕など、多数の「自作風演出」が施され、SNSに投稿された映像には同演出に関するツッコミのコメントが多数寄せられた。

 動画は約10分間で2万リツイートを突破し、記事執筆時点で7万3000リツイートを突破。「株式会社ガンダム」のプロモーションは無事成功したと言えるだろう。

 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は、毎週日曜17時からMBS/TBS系全国28局ネットにて放送中。バンダイチャンネル、ガンダムファンクラブ、Amazon プライムビデオ、dアニメストアなどのサービスでも見放題配信の対象となっている。

 「株式会社ガンダム」の今後の展望や、「ガンダムの呪い」の真相、スレッタに待ち受ける運命を見届けるべく、ぜひ次回以降の放送も期待して視聴しよう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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