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アライグマの私立探偵が主人公のゲーム『Backbone』前日譚にあたる『Tails: The Backbone Preludes』が2月2日に発売決定。ディストピア風のバンクーバーを舞台に4人の人生の形成期を描く

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 パブリッシャーのRaw Furyは1月17日、『Tails: The Backbone Preludes』が2月2日に発売すると発表した。

 対応プラットフォームはPC(Steam、Epic Games Store)で、価格は未定だ。

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(画像はSteam:Tails: The Backbone Preludesより)
『Tails: The Backbone Preludes』が2月2日に発売決定_002
(画像はSteam:Tails: The Backbone Preludesより)

 本作は2021年6月に発売された『Backbone』の前日譚を描くアドベンチャーゲームだ。同作におけるアライグマの主人公「ハワード・ローター」をふくむ4人の主人公の物語を描き、『Backbone』と『Tails: The Backbone Preludes』はどちらからでも好きな順番でプレイして差し支えないという。

 プレイアブルキャラクターは写真を専攻しルームメイトのラリーと一緒に大学に通う「ハワード・ローター」、父親に纏わる事情で実力を発揮できない相続人のクラリッサ、自身の主体性が無いことを自覚しているレネー、自身の仕事に疑念を持ち始めた科学者のイーライの4人で、人生の中で自身を形成する瞬間や個人の選択が周囲に影響を与えていく様を描く。

 物語の舞台は動物が擬人化されたディストピア風のバンクーバーであり、町はアールデコポストソビエト建築にインスパイアされた豊かな歴史を有している。精密なピクセルアートとメランコリックなドゥームジャズのサウンドトラックも魅力のひとつ。

 ゲーム全体を通して何度もプレイできることを想定した設計となり、物語はプレイヤーの選択に沿って大きく枝分かれしていく。キャラクターの特性や会話の分岐、ランダム化されたイベントによって新たなルートが開かれ、シーンごとにさまざまなエンディングが用意されているようだ。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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