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ホラー漫画家の伊藤潤二が自伝と仕事術を綴る『不気味の穴』、2月21日発売。ホラー漫画の鬼才が漫画家デビューから35年を経て初めて”自らの頭の中”をさらけ出す

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 ホラー漫画家の伊藤潤二が朝日新聞出版より、初めての著書『不気味の穴――恐怖が生まれ出るところ』を発売する。発売日は2023年2月21日(火)で、価格は2200円(税込)。

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  伊藤潤二は1987年、『富江』でデビュー。以来『うずまき』、『首吊り気球』など数々の傑作ホラーを生み出し、「漫画のアカデミー賞」とも呼ばれる米アイズナー賞を4度受賞。今年は仏アングレーム国際漫画祭で特別栄誉賞を獲得。世界中のクリエイターが注目する、稀代のホラー漫画家。

 そんな伊藤潤二が6年の年月を費やして完成させた『不気味の穴』は全5章で構成され、前半二章が自伝、後半三章が仕事術となっている。
 1章、2章はホラー漫画に魅了された幼少期からSF小説に熱中した中学時代を経て、歯科技工士として働き始めながらも並行して漫画賞に応募し、漫画家になるまでの半生が綴られる。
 3章、4章、5章は奇想天外なアイディアやストーリーが生まれる瞬間、個性的なキャラクターの設計方法、恐怖の表情をどう作るかなどが語られる。

 多くの読者を魅了し続ける伊藤潤二の”頭の中”を、是非この機会に覗いてみよう。

 

プレスリリース全文は以下のとおり。


【ホラー漫画の鬼才、初の著書発売決定!】伊藤潤二が“自らの頭の中”をさらけ出す『不気味の穴』が6年の歳月をかけてついに完成! 2/21発売
株式会社朝日新聞出版
2023年2月20日 17時00分


『富江』『うずまき』『首吊り気球』などの作者として知られ、「漫画のアカデミー賞」と呼ばれる米アイズナー賞を4度も受賞。今年、仏アングレーム国際漫画祭で特別栄誉賞も獲得し、1月からNetflixで配信されている「伊藤潤二『マニアック』」も絶好調。世界中のクリエーターが注目する伊藤先生が、6年をかけて完成させた『不気味の穴――恐怖が生まれ出るところ』を2023年2月21日(火)に発売します。

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■本の内容

アメリカやフランスをはじめ世界中で大人気の伊藤潤二。本書は漫画家デビュー35周年を迎えた今、初めて自らの頭の中をさらけ出すファン待望の1冊です。
1章、2章は自伝で構成。ホラー漫画に魅了された幼少期、SF小説に熱中した中学時代。歯科技工士として働き出したものの将来の不安から漫画賞に応募し、漫画家になるまでを書いています。
3章、4章、5章はいかにして世界が注目する漫画家になったのか。奇想天外なアイデアやストーリーの生まれる瞬間、個性的なキャラクター作りについてなど、仕事術を語っています。

■目次

1章 人の評価はいらない

「ホラー漫画の神様、現る」「『残酷さ』とは何か?」「漫画でもアートをやれる」他

2章 迷い、不安、焦り――意味があるからやるのではない

「映画から学んだこと」「無力感と限界の中での決意」「恐怖に必要な、死の『重さ』」他

3章 発想:奇想天外な「ストーリー」が生まれ出るとき

「クラマックスから考える」「アイデアの元は『違和感』」「嘘をつくのは、ひとつだけ」他

4章 創造:愛すべき「キャラクター」が生まれ出るとき

「キャラクターの設計方法」「ホラーは『対比』が大切」「恐怖の対象は『自分の中』にある」他

5章 制作:一度見たらトラウマになる「絵」が生まれ出るとき

「恐怖の表情は『陰』と『目』で作る」「『あり得ない組み合わせ』で安全を壊す」他

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『不気味の穴――恐怖が生まれ出るところ』
著者:伊藤潤二
定価:2200円(本体2000円+税10%)
発売日:2023年2月21日(火曜日)
https://www.amazon.co.jp/dp/4022515635

編集者
小説の虜だった子供がソードワールドの洗礼を受けて以来、TRPGを遊び続けて20年。途中FEZとLoLで対人要素の光と闇を学び、steamの格安タイトルからジャンルの多様性を味わいつつ、ゲームの奥深さを日々勉強中。最近はオープンワールドの面白さに目覚めつつある。
Twitter:@reUQest

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