ラトビアのデベロッパー(開発元)Coldwild Gamesは3月28日、ターン制のゾンビローグライクRPG『Stories from the Outbreak』を開発中のゲームをリリースする早期アクセス版として配信開始した。
対応プラットフォームはPC(Steam)で価格は1600円(税込)。リリースを記念し、4月4日までの期間限定で10%オフの1440円(税込)で購入可能だ。
『Stories from the Outbreak』はゾンビと戦い生存を目指すターン制のローグライクRPGだ。物語の舞台はゾンビ・ペストが流行し絶望的な状況を迎えた都市「リガ」で、プレイヤーは道中で物資を集め、出会った仲間と協力しながら都市を脱出するアイスランド行きのフェリーを目指していく。
道中では生存者キャラクターとチームを結成するものの、マップイベントなどにて意見の対立が生じることもある。チームメイトでの見解の違いが仇となり、結果としてゴールにたどり着けない場合もあるという。
また、ローグライク作品である本作は、通常のRPGのように準備をすれば必ず成功できる作品ではない、「チームメイト」の構成やイベントでの選択肢、ゾンビとの戦闘など、様々なプレイヤーの判断が生死を分かつこととなるだろう。
なお、早期アクセス版ではゾンビ・アポカリプスの開始を含む短いシナリオのみをプレイでき、11人のキャラクターと15人以上の敵、3つのマップが用意されている。キャラクターの蘇生はできないため難易度は高く、1回のゲームプレイは約1時間半ほど要する。
本作が早期アクセスとしてリリースされた理由は、本作がColdwild Gamesにとって最も規模が大きい作品であり、コミュニティの反応に応じてゲームを調整する為だという。早期アクセスとして販売される期間は最低でも3か月で、正式版のリリースに合わせて価格が変更される。
くわえて、正式版へ向けてキャラクター同士の関係に纏わるゲームシステムが掘り下げられ、キャラクターごとのタスクやクエストなどによるストーリーテリングが改善される。最終バージョンではより多くのマップ、イベント、キャラクターが登場する予定だ。
早期アクセス版をプレイした際のフィードバックはSteamのフォーラムやDiscordサーバーを通じて行えるため、実際にプレイして気になった要素があれば開発者に伝えることで改善される可能性がある。
比較的お手頃な価格で販売されているため、死と隣り合わせのゾンビアポカリプスに興味がある方はプレイしてみよう。