個人ゲームクリエイターのAres Dragonisは、ラブクラフトの影響を受けた協力型のマルチプレイホラーゲーム『Eresys』を日本時間4月21日午前3時ごろに配信すると発表した。
対応プラットフォームはSteam。開発中のゲームをリリースする早期アクセス版としての配信で、ストアページの表記を参照すると日本語表記にも対応する。
『Eresys』は「クトゥルフ神話」の原型を生み出した小説家・H.Pラヴクラフトから影響を受け、最大4人での協力プレイが可能な作品として制作されたホラーアドベンチャーゲームだ。
プレイヤーは4人のカルト教団のうちひとりを操作し、徘徊する恐ろしいクリーチャーと戦いながら島に存在する「ヴォイドポータル」の封印を目指す。味方と協力しながら島を探索し、封印に必要なアイテムの収集などのタスクをこなしていくこととなる。
探索の上で行うタスクは、呪われた犠牲者の血や教団へ伝わる書物から失われたページの収集など、いかにもクトゥルフ神話らしい要素を含めたアクションが用意されている。トレーラーでは怪しく輝く魔術所や勝手に動く生首を輸送するシーンが収録され、禍々しいタスクにも期待できる。
また。探索ではランプを使用して敵対クリーチャーを退けられるが、使用するオイルを維持するリソース管理が重要となる。さらに、登場する敵クリーチャーのAIはプレイヤーの行動や戦術を観察・学習して対応してくるため、相手の行動の一歩先を読む立ち回りが勝利への鍵を握るそうだ。
くわえて、ゲームが進行するほど難度が上がり、進行状況に応じてプレイヤーを育成する要素も用意されるという。
不気味な世界を舞台に、知恵と勇気を駆使した戦いを描く『Eresys』。興味がある読者は本作をウィッシュリストに登録し発売を待とう。