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縦横無尽な宇宙空間FPS『Boundary』累計販売本数が10万本を突破。発売から24時間以内に達成する人気ぶりで、無重力空間のリアルな表現による新感覚の戦闘が人気を博す

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 パブリッシャーのSkystone Gamesと中国の深センに拠点を置くゲームデベロッパーStudio Surgical Scalpelsは4月16日、宇宙飛行士たちの銃撃戦を描くオンライン対戦型FPS『Boundary』に関して、同作の累計販売本数が発売から24時間以内に10万本を突破したと発表した。

 本作の対応プラットフォームはPC(Steam)となっており、4月13日より開発中のゲームを販売する早期アクセスとして販売を開始している。

 価格は2799円(税込)となっており、4月21日までの期間限定で10パーセントオフの2519円(税込)で購入可能だ。

 『Boundary』は宇宙飛行士(アストロパレーター)として無重力の宇宙や低重力の空間で戦いを繰り広げるオンライン対戦FPSだ。高精細なビジュアルを採用しており、プレイヤーはふわふわと宇宙空間を移動しながらリアルな宇宙空間での戦闘を楽しめる。

 本作の最大の特徴は、宇宙空間らしく文字通りに“全方向からの脅威”が襲い来る点だ。あらゆるプレイヤーが左右のみならず上下にも旋回でき、くわえてグラップリングフックも用意される。結果として従来のFPS以上に立体的な空間への認識や注意が勝利への鍵を握るだろう。

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(画像はSteam :Boundaryより)

 プレイアブルキャラクターは役割が別れた複数のクラスに区分されているほか、ストック、グリップ、スコープ、バレル、弾薬などの多彩な武器のカスタマイズ、宇宙服のカスタマイズも実施でき、自身の好みにあわせた最適化も本作の魅力のひとつとなっている。

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(画像はSteam :Boundaryより)

 この度の発表では、Surgical ScalpelsのスタジオディレクターであるFrank Mingbo Li氏より「新しいコンテンツやアップデートの前途に何があるのか、共有するのが待ちきれません。」と今後の新要素を期待させるコメントが寄せられている。

 また、「Steam」のデータを収集する外部サイト「Steam DB」を参照すると、本作の最大同時接続者数は発売から約1時間で2万人を突破。公式からの発表によるとウィッシュリストの登録者数は50万人以上となっており、多くのユーザーからの期待が伺える。

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(画像はBoundary · SteamDBより)

 上記のほか、本作に寄せられたカスタマーレビューは6528件中74%が好評としており、総合的な評価は「やや好評」となる。

 好評とするコメントは本作が描く立体的な戦闘や宇宙の表現のクオリティおよびリアリティを評価するものが多く、コンセプト通りの体験が評価に直結し、評価を得ていることが読み取れる。

 いっぽう、低評価とするコメントは一部のユーザーにて発生している「永遠にロードが続きゲームを遊べない」という不具合にもとづくレビューが多い。致命的な不具合ではあるが、本作は早期アクセス版であり、頻繁に実施されるアップデートにより修正されていく可能性は高いだろう。

 早期アクセス版である点に注意が必要であるものの、多くのユーザーからすでに高い評価を得ている『Boundary』。興味がある読者は、リアルな宇宙での戦闘を体験してみてはいかがだろうか。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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