NHKは4月27日(木)、企業に所属するエンジニアたちがおもちゃや家電を“魔改造”して競うエンタメ番組『魔改造の夜』第1回をNHK総合にて放送する。本番組は月1回のレギュラー放送となる見込みで、放送時間は毎月最終木曜日の19時30分から20時42分を予定している。
『魔改造の夜』は、NHKが衛星放送として配信している「NHK BSプレミアム」のなかで、2020年6月から不定期に放送されていた技術開発系のエンタメ番組である。番組のなかでは、謎の組織「魔改造俱楽部」が日本の企業に所属するエンジニアたちを秘密の夜会へと招集し、多彩なお題に合わせておもちゃや家電を改造。その出来栄えを競う。
なお本番組において登場するエンジニアたちは建前上、自らの所属を隠すことになっているが、作業着やロゴマーク、VTRの字幕・内容などからそれぞれの企業名は容易に察することができるだろう。
これまで不定期に放送されていた『魔改造の夜』がこの度、レギュラー番組としてNHK総合に登場。記念すべき第1回のお題は「トラちゃんとウサちゃんのおもちゃを魔改造し50mリレー」となる。
このお題に挑むのは、セラミックや電子部品などの製造をおこなう「Kセラ」、様々な電子部品を製造し世界へ展開する「T・DK」、オートバイをはじめとした輸送機器で世界的なシェアを誇る「Yマハ発動機」の三社とのこと。ふたつのおもちゃをどのような“モンスターマシン”へと改造するのか、そしてそれぞれの間でいかにバトンの受け渡しを成功させるかが見どころとなりそうだ。
ちなみに、『魔改造の夜』第2回「鳩時計 鳩入れ」は5月25日(木)19時30分から20時42分まで放送される予定だ。こちらは90秒で100羽の鳩を飛ばし、高さ8mのカゴに入れられるかどうかを競うようなので、興味のある方はこちらもチェックしてみてはいかがだろうか。