カプコンと映像制作会社のLegendary Entertainmentが共同で制作する『ストリートファイター』の新たな実写映画に関して、A24の新作ホラー映画『Talk To Me』を手がけたダニー・フィリポウとマイケル・フィリポウ(以下、フィリポウ兄弟)が監督をする最終交渉を実施中であることが判明した。
海外メディアのThe Hollywood Reporterが報じている。
新たに制作される実写映画『ストリートファイター』は、1987年にアーケードゲームとして登場した『ストリートファイター」シリーズを原作とする映画作品だ。本作は1994年、2009年に制作された同シリーズを原作とする実写映画に続き第3作目の実写映画となる。
本作を手掛けるLegendary Entertainmentは『DUNE/デューン 砂の惑星』、『GODZILLA ゴジラ』をはじめとする『モンスター・ヴァース』シリーズ、『名探偵ピカチュウ』などを手がけており、すでにゲームなどの実写映画作品でも高い評価を得ている点などから新作映画にも期待したいところだ。
このたび監督をする交渉中であることが明かされたフィリポウ兄弟は、前述のとおりA24の新作ホラー映画『Talk To Me』の監督を務めたほか、ホラーコメディ動画を投稿するYouTubeチャンネル「RackaRacka」のクリエイターとして活動している。
『Talk To Me』は主人公の母の命日に、防腐処理を施した手で降霊術をおこない、超常現象に苛まれるさまを描く作品となっている。フィリポウ兄弟が監督を務めることとなれば、ダークな作風の映画になりそうだ。
なお、本件に関してLegendary Entertainmentからの発表は未だ行われていないため、今後の正式な続報を待ちたい。