poncleは4月29日、2Dアクションゲーム『Vampire Survivors』のアニメ化が決定したと発表した。
『Vampire Survivors』はローグライト要素のある2Dアクションゲームだ。ゲームプレイは移動のみとシンプルで、全方位から襲い来る大量の敵を自動攻撃で撃退していく。
いっぽう、レベルアップするたびに新たな武器を獲得したり、武器の性能を強化できるため、キャラクターコントロール以上に自身の選択と運でより長い生存を勝ち取る要素が魅力となり、大きな話題を呼んだ。
このたびの発表によると、アニメの制作においては『ジョン・ウィック』の脚本家およびクリエイターであるデレク・コルスタや、『ソニック』の映画を制作したドミトリ・M・ジョンソンが所属する映像制作スタジオ「Story Kitchen」がプロデュースする。
ちなみに、「Story Kitchen」はdj2 Entertainmentの創設者でもあるドミトリ・M・ジョンソ氏が設立した新スタジオとなっている。くわえて、2022年4月にはセガのアクションゲーム『ベア・ナックル』の実写映画化プロジェクトを、2022年12月5日にはアクションゲーム『Sifu』の実写映画を担当することが明かされており、ゲーム原作の映像企画にに力を入れていることが伺えるだろう。
poncleによる発表では「『Vampire Survivors』で最も重要なのは常にストーリーであり、私たちはこのことにとても興奮しています」とコメントが掲載されているが、原作『Vampire Survivors』には一切ストーリーが存在しないため、つまるところ“アニメ化”されるにあたって最終的な作風などは未知数だ。
上記のほか、海外メディアであるDeadlineの報道によると、本企画はアニメ系ケーブル会社との契約を目指し、脚本家を探しているという。
改めてどのようなアニメ作品になるかは一切不明だが、今後の続報に期待したい。