5月12日(金)に発売され、プレイヤーの間で話題沸騰中のNintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』。前作『ブレス オブ ザ ワイルド』と同様に広大なフィールドや移動方法・謎解きの答えをひとつに限定しないサンドボックス要素が特徴となっている本作だが、自由すぎてちょっとした“ズル”も許容してしまう懐の広さは今作でも健在のようだ。
海外メディアPolygonは、TikTokをはじめとするあまりにも長すぎる橋を作って通常のギミックや地形の構造を無視するプレイヤーたちの楽しみ方を伝えている。
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♬ How Bad Can I Be? – Ed Helms
『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』では、新たな特殊アクションとして丸太や板、送風機などの物体を自由につかんで動かせる「ウルトラハンド」が登場する。ウルトラハンドでつかめる物体は能力の届く範囲で前後左右に動かせるほか、タテヨコ方向の回転も可能。
また、つかめる物体同士は自由に接着・解除できるため、即席の乗り物や橋を作って新たな場所を目指せる。ただし、今回の話題において重要な要素はただ一点「橋を作る」ことのみであり、彼らにとっては乗り物を組み立てられる要素はあまり重要ではない。
実際に共有されている動画を確認すると、あるプレイヤーは丸太とトロッコを組み合わせた橋でゲーム最序盤に登場する雪山を登っているほか、また別のプレイヤーは丸太を並べた橋で水面を叩いていた。どうやら組み合わせ方次第では途中の部分でしなるような動きも起きるらしく「私の作った橋は一瞬物理法則を壊した気がする」とコメントしている。
また、あるプレイヤーは大量の丸太をかき集め、ほこらの内部で“オルディン大橋”にも匹敵する大きな橋を造りあげていた。いったいどこから丸太が来たのか我々には知る由もないが、一方の壁から反対側の壁へと突き抜けていく丸太の橋は見ていて実に壮観なものがある。
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また、共有されているもののなかには、タイミングよく大玉を弾き飛ばすほこらの仕掛けをデコボコの橋で突破するものや、柵の立ち並ぶ敵の拠点へ橋をかけて直接乗り込むものも確認できた。いずれにせよ、前作よりもさらに幅広い手段で問題を解決できる点は今作の大きな魅力のひとつだ。遠くの場所や解き方が分からない謎解きなど、困った際には使えるモノをかき集めて橋で解決してみてもいいかもしれない。