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天野喜孝氏の美術作品「ZAN」が劇場アニメ化決定、2026年以降に公開予定戦いに明け暮れた主人公の侍が、時空を超えた壮大な戦いに巻き込まれていく

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 JAYMEN TOKYOは7月3日、天野喜孝氏が手がけた美術作品「ZAN」を原作とする劇場アニメを制作すると発表した。

 本作は2026年以降に公開を予定している。時代に反して戦いに明け暮れる主人公・ZANが時空を超えた異空間に迷い込み、壮大な戦いに巻き込まれていく様を描く

天野喜孝氏の美術作品「ZAN」が劇場アニメ化決定_001

 天野喜孝氏は繊細なタッチで描く幻想的なビジュアルをキャラクターデザインやイラストレーション、絵画などさまざまな形式と作品で表現してきたクリエイターだ。

 『ファイナルファンタジー』シリーズやアニメ『ガッチャマン』、『タイムボカン』のキャラクターデザインや、菊地秀行氏の『吸血鬼(バンパイア)ハンター』シリーズ、田中芳樹氏が手がける大河ファンタジー小説『アルスラーン戦記』のイラストレーションなどの多岐に渡る活動を経て、同氏は優れたSF作品やSF活動に贈る「星雲賞」、米国の漫画賞である「アイズナー賞」を受賞している。

天野喜孝氏の美術作品「ZAN」が劇場アニメ化決定_002
(画像はYoshitaka Amano’s VR Museum | Where Fantasy Comes to Life by Yoshitaka Amano’s VR Museum — Kickstarterより)

 「ZAN」は「DEVA ZAN」として2010年に発表された美術作品集で、天野喜孝が300枚を超える平面作品を描き、アクションファンタジーの作品として世界観を構築したシリーズ作品だ。2013年にDARK HORSE COMICSからアートブックが発売され、後に作画を桃井優月氏が作画を担当した電子コミックが配信されている。

 物語の舞台はサムライが終焉を迎えつつある江戸時代の末期で、主人公は時代に反して侍として戦いに明け暮れていた「ZAN」。彼が時空を超えた異空間に迷い込み、光と闇の壮大な戦いに巻き込まれながら自身の正体や世界の命運が明かされていく姿を描く。

天野喜孝氏の美術作品「ZAN」が劇場アニメ化決定_005

 いまだ作品の詳細は不明だが、天野喜孝氏のファンは続報を待とう。

ライター
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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