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“泣きゲー”の名作『CLANNAD』Steam版に日本語が追加されると発表。長らく遊ぶハードルがあったPC版を簡単に遊べるように。「Key」の他作品も順次対応

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 ゲームブランド「Key」は8月10日、X(旧Twitter)にて同ブランドのSteam版に関して、日本語に対応していない作品を順次日本語対応すると発表した。

 Keyは『Kanon』や『AIR』『CLANNAD』など、感動的な物語を展開する作風である“泣きゲー”と呼ばれる美少女ゲーム作品で知られるゲームブランドだ。近年では各作品で脚本を手がけてきた麻枝准氏がメインシナリオを担当する『ヘブンバーンズレッド』をWright Flyer Studiosと共同で展開している。

 同社の作品は『CLANNAD』を皮切りにSteam版が発売されており、しかしながら日本語に対応している作品は『リトルバスターズ!』『LOOPERS』『planetarian HD』のみとなっている。

 いっぽう、『Summer Pockets』『CLANNAD』『CLANNAD Side Stories』『Rewrite+』『Harmonia』『智代アフター』の6作品のSteam版は日本語表示に対応していない。そのため、上記の作品が今後、日本語対応していくかたちとなる。

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(画像はSteam VisualArts/Keyより)

 ちなみに『CLANNAD』の日本語PC版は2010年以降新たにリリースされておらず、2015年に発売されたSteam版はアメリカを拠点とするパブリッシャー・Sekai Projectが実施したクラウドファンディングにより実現している。

 この事情によりKeyの一部作品が日本語表示に対応していなかったが、今後日本語に対応し、Keyの名作ゲームをPCでプレイしやすくなるだろう。

 上記のほか、Steamで販売されるビジュアルノベルが一挙に割引で販売される大型セール「Steamビジュアルノベルフェス」が8月8日より開催されており、Steamで販売されるKeyの全作品をお得に購入可能だ。

 今後Keyの作品をプレイする予定があれば、セール期間が終わる8月15日までに購入しよう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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