姫を殺さなければならない選択式のホラーアドベンチャーゲーム『Slay The Princess』が10月23日よりSteamにて配信されている。
本作の目的はただ一つ、“姫を殺す”こと、そうしないと世界は滅んでしまうとナレーターは囁いてくる。もちろん姫は、ナイフで刺し返したり、虚言を吐いたり、誘惑をしてきたり、ありとあらゆる手段で殺されるのを阻止しようとしてくる。どの選択肢を選ぶのか、姫を殺すか否か、誰を信用するのか、すべてはプレイヤー自身が選ばなければならない。
プレイヤーが選んだ選択によって、姫の姿や小屋の形、物語などが変わってしまうため、すべての選択肢が分岐すると思った方が良いだろう。エンディングが数多くあるため、何度もプレイし、死亡を重ねて物語を進めていくうちに、周囲は少しずつ変化していく。
本作は漫画家のAbby Howard氏とインディーゲーム開発者Tony Howard-Arias氏の夫婦2人が開発するスタジオBlack Tabby Gamesで、『Slay The Princess』と並列して『Scarlet Hollow』も開発している。どちらの作品もユーザーレビューにおいて97%以上が好評と、人気のタイトルを輩出しているスタジオというのがうかがえる。
プラットフォームはPC(Steam)で、価格は2000円(税込)だが、11月3日まで10%オフの1800円(税込)で配信されている。ローカライズに関するアンケートを行っており、日本の選択肢を多く選ばれたら日本語にも対応されるだろう。