GANYMEDE株式会社が運営するプロゲーミングチーム・ZETA DIVISIONは11月1日、同チームのVALORANT部門における2024年シーズンのロスター(組織のメンバー)を発表した。
所属メンバーにプレイヤーとしてFENNELのhiroronn氏、ZETA ACADEMYに所属していたYuran氏が加入し、ヘッドコーチとしてブラジルを拠点とするチーム・FURIAに所属していたCarlao氏が加入するかたちとなる。
⚡️ZETA DIVISION – VALORANT
— ZETA DIVISION (@zetadivision) November 1, 2023
この度、Carlaoが加入、YuranがACADEMYから昇格、そしてFENNELからhiroronnが移籍加入する運びとなりました。
Welcoooooooome to ZETA!!!
Best friends, @Carlao @YURANjp @hiroronnsann 🫰
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ZETA DIVISIONのVALORANT部門は国際大会である「2022 Valorant Champions Tour: Stage 1 Masters」にて世界3位という快挙を残した国内有数の強豪チームだ。
9月29日にはプレイヤーであったTENN氏、コーチを務めたXQQ氏がZETA DIVISIONのクリエイター部門へ転向し、プレイヤーのcrow氏がコーチへ転身。プレイヤーとして引き続きVALORANT部門に所属するLaz氏、Dep氏、SugarZ3ro氏、コーチであるJUNiORにくわえて、新たに参加するメンバーに期待が高まっていた。
このたびロースターに加入したhiroronn氏、yuran氏はサードパーティやコミュニティ大会への出場を主な競技活動とする育成チーム・ZETA DIVISION ACADEMYに所属していた選手だ。
hiroronn氏は現18歳の選手であり、2022年にプロゲーミングチーム・FENNELに加入し、Riot Games、RAGEが主催する国内の大会・「VCJ 2023 Split 1 Playoff」にて優勝を収めている。
yuran氏も現在18歳であり、2022年にZETA DIVISION ACADEMYのメンバーとしてコミュニティ大会などで活躍していた。XQQ氏は過去に実施された配信において昇格の可能性があるとコメントしていたが、このたび晴れてVALORANT部門にプレイヤーとして加入するかたちとなった。
また、ヘッドコーチとして加入したCarlao氏はブラジルを拠点とするチーム「FURIA」にて約3年にわたりコーチを務め、2度にわたりチームを国際大会「VALORANT Champions」に導いた経験を持つベテランである。
このたびのロースターの発表は公式ブログやX(旧Twitter)にくわえてYouTubeにも特別な発表映像が公開されており、なぜか学園ドラマのような形式となっている。
シネマスコープのアスペクト比にフィルムルックのビジュアル、断片的に用いられた現行ヒップホップといったスタイリッシュな設えに、ストリーマー・鈴木ノリアキ氏を交えた茶番が展開。新体制を迎えたのVALORANT部門の新たな雰囲気を感じさせる映像に仕上がっているだろう。
公開された映像には新体制を称賛するコメントのほか、Dep氏の短ラン、JUNiOR氏の教師、crow氏の監督といった学園ドラマ内での“役のハマり具合”に驚くコメントが多い。
なかでも、VALORANT部門のメンバーではない鈴木ノリアキ氏の活躍に笑みを浮かべる反応が多く見受けられる。映像は狙い通りのリアクションを獲得しているようだ。
発表された新ロースターは以下の通り
プレイヤー
・Laz
・Dep
・SugarZ3ro
・hiroronn
・Yuranコーチ
・Carlao (Head)
・JUNiOR (Assistant)
・crow (Playing)アナリスト
・gya9 (Head)
・nokaze37
・sieg
また、ZETA DIVISIONのVALORANT部門は11月3日から5日間にかけて開催される国際オフライン大会「Red Bull Home Ground 2023」に参加する。
同大会においてはプレイヤーのDep氏に代わり、ZETA DIVISION ACADEMYのyatsuka氏とCaedye氏が参加する。ZETA DIVISION VALORANT部門の今後の活躍に期待して止まない。