HYBE IMがパブリッシング、FLINTが手がける新作RPG『星になれ ヴェーダの騎士たち』が現在開発中だ。
『星になれ ヴェーダの騎士たち』はダークファンタジー世界を舞台に、80~90年代にかけて人気を博したベルトスクロールアクションの面白さを現代的に再解釈すると謳う作品だ。ゲーム中ではさまざまな戦闘スタイルを持つ“ヴェーダの騎士”たちを編成し、彼らを切り替えながら2Dアクションのバトルを通じてボスやダンジョンの攻略を目指す。
見どころのひとつは中世の名画をイメージしたという独創的なアートスタイルだろう。細部まで描き込まれたキャラクターたちのビジュアルはもちろん、湿度を感じるダンジョンやグロテスクなボスの造形も見ごたえ抜群。すでに公開されている映像でも、重厚感と迫力にあふれたエネミーらしき姿がいくつも確認できた。
またストーリー面にも力を入れており、過去のプレスリリースによれば200カット以上の場面が約1800枚の緻密なイラストによって表現されている。さらに韓国語、英語、日本語の3言語にわたってフルボイスが収録される予定だ。
本作は10月9日(月)から17日(火)までの期間でファーストグローバルβテストを開催し、Steam Nextフェス 「最も多くプレイされたゲーム50」に選定されるなど多くのプレイヤーを集めた。原作となる『ドラゴンスラッシュ』の認知度が高い韓国のみならず、日本や東南アジア、北米地域など広い範囲のユーザーがテストに参加していたという。
なお本作のパブリッシャーであるHYBE IMは、音楽グループ「BTS」や「SEVENTEEN」など世界的アーティストが所属するレーベルを擁した“HYBE”のゲーム事業部門にあたる。同社が新たに進めるゲーム事業の拡大という意味でも、『星になれ ヴェーダの騎士たち』の動向は気になるところと言えるだろう。
『星になれ ヴェーダの騎士たち』はPC、モバイル向けの配信を予定しており、過去の発表によると基本プレイ無料でのリリースとなる見込み。気になる方はSteamのウィッシュリストに登録したり、公式X(旧Twitter)アカウントをフォローして続報に備えよう。