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行方不明の友人をさがして魔界を探索するゲーム『Ghost Hospital』の無料公開が開始。不思議な病院を歩き回りながら、個性豊かな幽霊たちと交流しよう

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日本のゲーム開発者・椎虫(しいむし)氏は12月8日(金)、同氏が中心となって開発した新作ゲーム『Ghost Hospital』をブラウザ・スマートフォン向けゲーム公開サイト「PLiCy」にて無料公開した。

『Ghost Hospital』のなかでプレイヤーは緑髪のキャラクター(デフォルト名:リッパー)を操作し、廃病院で姿を消してしまった友人たちを探す。作中冒頭においてリッパーは廃病院のなかで魔法陣に触れて“魔界”へと移動してしまうため、以降は魔界を探索しながら友人たちの行方を追うことになる。

本作の特徴として、柔らかい筆致で描かれる可愛らしいキャラクターの個性的な造形が挙げられる。また、魔界の幽霊たちは人間とは逆に「健康」や「生存」こそを避けるべき事象と認識しているようで、そういった価値観のズレを感じられるのも本作の魅力と言えるだろう。

本作は幽霊や魔界などを題材としているが、ゲームジャンルとしては「ホラーコメディ」を掲げており、作中に登場するキャラクターたちも幽霊とは思えないほど明るく、軽いノリを見せてくれる。ただし、ゲーム公開ページの説明文によるとホラー要素が皆無というわけではないようなので、ホラーが苦手な方は注意しておこう。

ちなみに、本作はマルチエンディングを採用しており、開発者である椎虫氏の公式X(旧称Twitter)アカウントの発言によると全6種類のエンディングが存在する。そのうち、ふたつのエンディングに関しては到達する難度が「鬼」と表現されていた。

また本作は今後ダウンロード版の配布を予定しており、公式X(Twitter)アカウントの情報によると「バグ修正や更新」の落ち着きを待って、BOOTHにて配信される見込みだ。様子見の期間は2週間以上を予定しているとのことなので、興味のある方は公式サイトや公式アカウントをチェックし、続報を待ってみてもいいかもしれない。

行方不明になった友人を探して幽霊たちの病院を探索するゲーム『Ghost Hospital』は無料にて公開中。

編集者
小説の虜だった子供がソードワールドの洗礼を受けて以来、TRPGを遊び続けて20年。途中FEZとLoLで対人要素の光と闇を学び、steamの格安タイトルからジャンルの多様性を味わいつつ、ゲームの奥深さを日々勉強中。最近はオープンワールドの面白さに目覚めつつある。
Twitter:@reUQest

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