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オカダ・カズチカ選手、新日本プロレスを退団すると発表。まさに令和のレインメーカー・ショックか、電ファミ編集部のプロレスファンがその背景を解説

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新日本プロレスリング株式会社は1月19日(金)、オカダ・カズチカ選手が新日本プロレスを退団すると発表した。

発表によると、オカダ選手は1月31日(水)をもって契約満了により、新日本プロレスを退団するとのこと。これにともない、発表済みの時期シリーズ「THE NEW BEGINNING」や、2月以降のオカダ選手関連の対戦カードは一部変更されるという。

公式発表に掲載されたオカダ選手のコメントは以下の通り。

■オカダ・カズチカ選手からのコメント
2007年からお世話になりました新日本プロレスを退団させていただきます。
メキシコから19歳で来たどうしようもない岡田かずちかを「レインメーカー」オカダ・カズチカに育ててくれた事に感謝しかありません。
新日本プロレスという最高の団体、戦ってきた最高の選手、応援やブーイングをしてくれた最高のファンの皆さん、本当にありがとうございました。
残りの試合もカネの雨を降らせますのでよろしくお願いします。

新日本プロレス公式ニュースより引用)


電ファミ編集部のプロレスファンによる解説

まさに令和のレインメーカー・ショックである。

2012年1月、ブシロード新体制 衝撃の幕開けの中心にいたのは、紛れもなく“レインメーカー”オカダ・カズチカ選手だ。

中学を卒業後、高校に進学するのではなく、ウルティモ・ドラゴン氏が校長を務める闘龍門に入門。メキシコでプロレスラーデビュー後、新日本プロレスへ入団。

基礎体力等では苦戦を強いられるも「自分にはプロレスしかない!」とトレーニングに励み、“ヤングライオン”として再デビューを飾った。

デビュー戦は、現『IWGP世界ヘビー級王者』内藤哲也選手が務めている。

2012年1月に海外遠征から戻ってくるとリングネームを“岡田かずち”から“オカダ・カズチカ”へ変更。“レインメーカー(金の雨を降らす男)”として、新日本プロレスのいただきに君臨し続けた。

化物を超えたインベーダーとも呼ばれたオカダ・カズチカ選手は、中邑真輔選手(現WWE)が持つ、「IWGPヘビー級王者(現、IWGP世界ヘビー級王者)」の最年少戴冠記録には届かなかったものの、最多防衛回数、最多通算防衛回数、最長保持期間(720日)などの記録を持つ。

圧倒的なフィジカルから繰り出されるドロップキックや、必殺技のレインメーカー(変形のショートレンジ式アックスボンバー)を武器に数々の名勝負を生み出してきた。

正直、一人のプロレスファンとして、オカダ・カズチカ選手が新日本プロレスを退団することは非常に寂しくはある。

ただ、一方でこれから世界中で金の雨が降ると考えると、これからの世界プロレス界が楽しみでもある。

最終戦の相手は一体誰なのか。

新日本プロレス社長・棚橋弘至選手が務めるのだろうか!?

それとも新世代の筆頭格・海野翔太選手か!?

いやはや!個人的には、やはり我らがグレート-O-カーン選手を推したい――!

複雑な気持ちを抱えながら、オカダ・カズチカ選手の新日本プロレス最終戦が行われる“何かが起こる雪の札幌”こと北海道・北海道立総合体育センター・北海きたえーる大会を楽しみに待ちたいと思う。

文/川野優希

ライター
宣伝・編集・執筆...色んな仕事をしています、川野優希です。
Twitter:@ougaan21

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