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他のユーザーと所有するゲームをシェアできる機能「Steamファミリー」がベータ版としてリリース。最大6人で所有するゲームをシェアすることが可能に

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3月19日、 Valve Corporationは最大5人までのユーザーを招待して所有するゲームをシェアできる機能「Steamファミリー」のベータ版を発表した。

「Steamファミリ」ーとは、Steamユーザーの家族に向けた機能の総称で、作成した「ファミリー」に参加したユーザーと購入したゲームを共有でき、プレイ時間を管理できるようにした機能がそなえられている。「Steamファミリー」を作成すると、最大5名のメンバーを招待することで「ファミリーライブラリ」という専用のセクションが表示されるようになる。

この「ファミリーライブラリ」は、購入したゲームなどが表示される通常のライブラリとは異なり、自分だけのセーブデータの作成や実績の獲得などが可能となっている。また、他のファミリーメンバーがオンラインでゲームをプレイしている場合でも、メンバーであればファミリーライブラリ内のゲームをプレイできるようになる。

また、Steamファミリーにはコンテンツのプレイ時間やアクセス許可を制限する機能も備わっている。プレイ時間レポートの確認や、機能のアクセス権限のほか、コミュニティやストア、フレンドチャットへのアクセス制限なども可能となっている。

そのほかにも、“子ども”メンバーによる購入リクエスト機能も搭載されている。一例として、こどもが欲しいゲームをストアページから選択し、購入のリクエストを親に送れる。親は届いた通知から購入を承認することで、子どものアカウントにゲームが追加される仕組みとなっている。

「Steamファミリー」がベータ版としてリリース。最大6人で所有するゲームをシェアできる機能_003
(画像はSteamの公式サイトより)

Steamファミリーのベータ版に参加するには、Steamのクライアントを開いたあとに画面左上の「Steam」をクリックし、「設定」メニューを開く。その後、インターフェイスを選択し、クライアントべータへの参加を選択する。

参加が完了したら、ストアページから「アカウントの詳細」へ移り、「ファミリー管理」のセクションを選択することで管理が可能となる。

なお、この機能は特定のファミリーに参加すると、別のファミリーに参加するためには1年待たなくてはならない制限がかけられるので注意してほしい。また、それぞれ別のタイトルであればファミリーが同時にゲームを起動できるが、同タイトルを同時に起動してプレイするためには、もう一つゲーム本体を購入する必要がある。

一例として、『モンハンライズ』を2人でプレイするためには、同じファミリーであっても2本の『モンハンライズ』を購入する必要があるというわけだ。

なお、Steamは現在、多数のゲームタイトルをセール対象にする「Steamスプリングセール」を開催中だ。当サイトでは100以上の注目タイトルがまとめられている記事も公開されているので、気になった方はこちらもあわせてぜひチェックしてみてほしい。

最大5人までのユーザーを招待して所有するゲームをシェアできる機能「Steamファミリー」はベータ版として配信中だ。

ライター
MOTHER2でひらがなを覚えてゲームと共に育つ。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。 Divinity: Original Sin 2の有志翻訳に参加。 ゴーストオブツシマの舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

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