工画堂スタジオは4月26日、ボードゲーム風のターン制ストラテジーゲーム『One-inch Tactics(ワンインチ タクティクス)』を発表した。対象プラットフォームはPC(Steam)で、発売日は5月20日、価格は2500円を予定している。
戦術級SLGのやりごたえはそのままに、シンプルで遊びやすくなるほか、伝統的なボードゲームで遊ぶように相手の先を読んで戦略を練る面白さを追及した作品になっているという。
『ワンインチ タクティクス』は、手持ちの駒を動かして盤内の部隊を指揮し、ミッションクリアを目指すボードゲーム風のストラテジーゲームだ。
UIやステージなどはすっきりしていてかなり分かりやすく、予備知識が無くとも進めやすくなるように最初は簡単なミッションから難しいミッションに進んでいく点などで、初心者でも遊びやすくなっているようだ。
作中では、ある島で起きた紛争内に身を置き「攻め込まれた戦線を押し戻しつつ、奪われた要塞を取り戻しに行く」 という流れを、軍を構成するひとつの部隊という立場としてさまざまなミッションをクリアしていく「キャンペーンモード」をプレイすることになる。
キャンペーンモードをクリアすると各ミッションを選んでプレイできる「シングルミッション」も開放されるようだ。
ミッションの中には山岳や市街地、要塞などがあり各ミッションごとに目的が異なるものもあるようだ。そのため、それぞれ得意不得意を持つパイロットの特性を生かした部隊編成が重要になるとのこと。
『ワンインチ タクティクス』のSteamストアページは現在公開されていないため、興味が湧いた方は公式Xアカウントをフォローして配信されるのを待とう。
以下、プレスリリース全文。
『ワンインチ タクティクス』企画概要書
ご挨拶:久々の工画堂ターン制ストラテジー
工画堂スタジオではPCゲーム黎明期より長らく戦術級SLGというジャンルに取り組んでまいりましたが、最近では新たなジャンルを中心に力を入れてまいりました。
戦術級SLGは、奥深い戦略性とやりごたえが魅力のジャンルです。しかしながらその反面、複雑なゲームシステムが壁となり、私たちは、限られた人にしか戦術級SLGの面白さを届けることが出来ていませんでした。
この状況を打開すべく、新たなゲームの開発に着手したのが本作『One-inch Tactics(ワンインチ タクティクス/以下、ワンタク)』です。
私たちは、改めて多くの人に「戦略を考え、ミッションを攻略する面白さ」を味わってもらいたいと考え、『ワンタク』ではシンプルさを追求いたしました。もちろん、やりごたえを求める玄人プレイヤー向けには、高難易度なステージも用意しております。
簡易ではございますが、皆様に企画概要をご案内させていただければと存じます。
工画堂スタジオは、皆様にとって魅力的で楽しいゲーム体験をお届けできるよう、これからも努力してまいります。
何かご質問やご意見がございましたら、お気軽にお知らせください。どうぞよろしくお願いいたします。
『ワンタク』コンセプト / キーワード
シンプル「だけど」奥が深い。
――(直感的に/論理的に)向き合う、正統派ストラテジーゲーム。
・戦術級SLGの やりごたえはそのまま に、シンプルに、遊びやすく
・伝統的なボードゲームで遊ぶように、 相手(敵)の先を読み、戦略を練る面白さを
⇒本質であるストラテジーに全振り して企画、開発しました。
『ワンタク』作品概要
『ワンタク』は端的に言うと、 「手持ちの”駒”を動かすことで”盤内の部隊”を指揮し、色々なミッションクリアを目指す”ボードゲーム風ストラテジーゲーム”」です。
※一種のシナリオがありますが、アドベンチャーゲームのような物語性ではありません 。
※キャンペーンモードでは、ある島で起きた紛争内に身を置き「攻め込まれた戦線を押し戻しつつ、奪われた要塞を取り戻しに行く」といった流れを、軍を構成する ひとつの部隊という立場で遊んでいきます 。
・プレイヤーは、部隊を率いて様々なミッションを攻略していきます。
・ゲームモードは2パターンです。
▶キャンペーン :一連のマップを、順を追って攻略していくゲームモードです。
▶シングルミッション:ミッションを選び、それぞれを攻略していくゲームモードです。
キャンペーンモードをクリアすることで開放されます。
タイトル:One-inch Tactics(ワンインチ タクティクス)
ジャンル:正統派 戦術級ターン制ストラテジー
販売PF:Steam(Windows11)
販売開始予定:2024年5月20日
予定価格:税込2,500円
対応言語:日本語/英語
ゲーム規模:ステージ数 20
(キャンペーンモード / シングルミッション)
制作Staff
企画・制作:工画堂スタジオ
エグゼクティブプロデューサー:谷逸平
プロデューサー:福家千鶴、北川貴規
プログラム:船山和真
制作進行:川井啓輔
グラフィック監修:山田航平( 工画堂スタジオ デジタルアート部)
3Dモデル制作: PUNKT
2Dグラフィック:やすき
ギャラクターデザイン:ありさ
音楽:斉藤康仁
ブランド名: KOGADO STUDIO
『ワンタク』開発ポイント①
・「遊びにくさ」を解消した、単純でスムーズな操作感
装備の選択肢が多すぎても、なかなか作戦開始まで進めない…
要素やゲーム性は戦略SLGそのままに
わかりやすさを重視、
遊ぶ前のハードルの高さや
迷うストレスを軽減させました。
・最初はシンプルなミッションで肩慣らし
予備知識なしでも入りやすく、進めやすい初期仕様。
初期ミッションは人員や装備をシンプルに、かつ攻略条件も単純に設定しました。攻略を進める事で要素が増え、より複雑なミッションを攻略できるようになっていきます。
『ワンタク』開発ポイント②
フィールドは3Dで表現
視線と射線の概念があり、丘の上や崖の陰、遮蔽物が戦略に絡んできます。慎重に索敵を行い、敵を発見し、作戦を有利に進めましょう。
ボードゲーム風のデザインと操作感
よりカジュアルに触れてもらうことを重視し、デフォルメされたボードゲームのようなデザインにしました。
『ワンタク』開発ポイント③
様々なミッション
舞台は山岳だけでなく市街地や要塞等、多岐にわたり目的も異なります。それぞれの状況に合わせた装備で挑みましょう。
多様なパイロット
それぞれ得意不得意を持つパイロット達。特性を活かした部隊編成が重要です。
公式情報
公式サイト
https://one-inch-tactics.kogado.com
公式Xアカウント
ワンインチタクティクス公式@a_team_KOGADO
https://twitter.com/a_team_kogado