いま読まれている記事

社会主義国家の暗号学者として「隠された陰謀」を暴いていくパズルゲーム『What Awaits, Aleksey?』が開発中。『Papers, Please』の影響を受けた作品で、暗号解読のみならず、潜入調査、尋問なども描かれる

article-thumbnail-240613v

ポーランド・ヴェングロフの開発者・JKBCは、暗号学者として国家に従事し、隠された陰謀を暴いていくパズルアドベンチャーゲーム『What Awaits, Aleksey?』を開発中だ。本作の対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年の第2四半期に発売される予定だ。

『What Awaits, Aleksey?』は社会主義国家の暗号学者として、謎めいたメッセージを解読するゲームだ。Xへの開発者の投稿によると、本作は『Papers, Please』『Return of the Obra Dinn』の影響を受けた作品になっている。

ゲームプレイの詳細は執筆時点で不明だが、トレーラーなどからは机の上で機械を操作し、メモ紙に記された暗号を解読している様子が伺える。また、デスクの中には暗号解読にまつわる書類が格納されており、これらに記されている情報を踏まえて、暗号を解いていくことが想像できる。

ストアページには暗号解読のほか、潜入調査や尋問といった要素がゲーム内の要素として挙げられており、暗号解読をベースとしつつも舞台設定にマッチした表現に期待が高まる。

また、直接ゲームプレイに関係するかは不明だが、主人公が上司と会話をしたり、マップを移動している様もトレーラーやスクリーンショットでは確認できる。滑らかに動くドット絵のアニメーションも用いられており、アドベンチャーパートやムービーシーンといった没入感を高める演出も用意されている。

さらに、ストアページのテキストを参照すると、「国家の敵」が企てた陰謀を解明するだけでなく、「国家を裏切れる」ことが示唆されている。全体主義的な国家をモチーフにした作品はこれまでにも複数存在するため、本作ならではのアプローチに注目したいところだ。

『What Awaits, Aleksey?』が開発中。暗号学者パズルゲーム_005
(画像はOur upcoming game inspired by “Paper’s Please”. It’s called – “What Awaits, Aleksey?” Feedback and wishlists are welcome (we’re on steam) ❤️❤️ : r/indiegamesより)

興味がある読者は、『What Awaits, Aleksey?』のストアページにアクセスし、ウィッシュリストに登録して第2四半期に予定している発売を待とう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ