アートコレクティブ「噛み付き亭」は9月13日、新作ノベルゲーム『rurukiki』の開発と、トレーラーを公開したことを伝えた。公開されたトレーラーからは、退廃的ながらもどこか温かみのあるイラストと、繊細でぼんやりとした不安を感じられる登場人物たちの会話シーンが確認できる。
同作は現在開発が進行中で、2024年中にはフリーゲームとしての公開を目指すという。
『rurukiki』は荒廃した世界で暮らす、はぐれものの少年少女4人を軸に据えて展開される物語だ。プレイヤーは4人のキャラクターの視点から、一つの同じ時間を体験することで、かつて起こった事件の真相とその世界の構造を解き明かすことができるという。
開発を行っている「噛み付き亭」は、3名の高校生からなるアートグループで、メンバーはそれぞれイラスト・映像・シナリオ/サウンドデザイン/プログラマーを担当している。Panasonicの若手イノベーター支援プログラム「100banch」に採択され、雑誌の刊行・展示会の開催、コラボ作品の制作など、様々な創作活動を行っているという。
同作は2024年中にSteamやitch.ioでの公開が予定されているが、現在のところストアページなどは公開されていない。そのため本作が気になったという方は、公式X(旧Twitter)のアカウントなどをフォローしておくといいだろう。
プレスリリースの全文は以下のとおり。
高校生3名が開発するほんわかシュールノベルゲーム、『rurukiki』発表&トレーラー公開
高校生のイラストレーター、音楽家、プログラマーで結成された日本のアーティストコレクティブ「噛み付き亭」は、9月13日(金)、ほんわかシュールノベルゲーム『rurukiki』の開発を発表&トレーラーを公開したことをお知らせいたします。
本作は今年中にフリーゲームとしてブラウザ・Steamなどで公開予定です。
『rurukiki』とは
『rurukiki』は、ほんわかシュールでちょっぴり残酷なノベルゲーム。
荒廃した世界で暮らす、はぐれものの少年少女4人を主軸に話が展開されます。
プレイヤーは、同じ時間を4人それぞれの視点から再体験することで、かつて起こった事件の真相とこの世界の構造を解き明かすことができます。
イラストレーター・映像作家のスウキ探による魅力的なキャラクター・世界観とsz2uの楽曲がマッチし、画面を眺めているだけでも楽しい、そんなゲーム体験の実現を目指しています。
シュールかつウィットに富んだ会話劇も強みで、かわいらしいキャラクターたちの会話がゲームにさらなる彩りを加えてくれます。
今後の展望
年内のリリースに向け、全力で開発を行っていきます。
開発の進捗はrurukiki公式X(https://x.com/rurukiki_info)で、開発者たちの日常は噛み付き亭公式Twitter (https://x.com/Studio_km2k)で順次お知らせします。
噛み付き亭について
噛み付き亭は、イラスト・映像・シナリオ担当のスウキ探、サウンドデザイン担当のsz2u、プログラマー担当のアトプルーニャ円周率で2024年の4月ごろに結成されたアーティストコレクティブです。メンバー全員がそれぞれの分野で実績・長年の活動歴がある高校生で、Panasonicの若手イノベーター支援プログラム、100banchに採択されたことを皮切りに、雑誌の刊行・展示会の開催、メンバー同士のコラボ作品の制作など、様々な活動を行っています。
製品概要
ゲームタイトル:rurukiki
ジャンル:ビジュアルノベル
パブリッシャー:噛み付き亭
プラットフォーム(予定):Steam(Windows,Mac)、ブラウザ(itch.io)
価格:無料
課金要素:なし
rurukiki 公式Twitter https://x.com/rurukiki_info
噛み付き亭公式Twitter: https://x.com/Studio_km2k