いま読まれている記事

居場所を奪われた猫が本当の「家」を見つける旅を描く猫視点アドベンチャーゲーム『偽猫物語』がSteamにて発売。かつてペットを失った飼い主と、野良になりたかった保護猫の絆を巡る物語

article-thumbnail-2409202e

Neverland Entertainmentが9月20日、アドベンチャーゲーム『偽猫物語』をSteamにてリリースした。価格は通常1700円のところ、リリース記念セールとして9月27日まで10%オフの1530円で購入可能となっている。

『偽猫物語』は猫を主人公とする物語主導のアドベンチャーゲーム。プレイヤーは自分そっくりの野良猫(コピーキャット)に居場所を奪われてしまった猫として、オーストラリアの風景をもとにしたステージを探索しながら家に帰る方法を探していくことになる。

主人公の猫・ドーンは保護猫であり、かつてペットを失ってしまった老婆の飼い主に引き取られるところから物語は始まる。最初は飼われるよりも野良猫になりたいと考えていたドーンだが、やがてお互いの傷付いた心を埋めながら飼い主との絆を育んでいく。

しかしある日、ドーンは自分とそっくりな野良猫に居場所を奪われてしまう。期せずして野良猫になってしまったドーンは街を探索し、家に帰る道を見つけ出そうとするが、その間にも家では野良猫が自分の代わりに飼い主に愛されている。無事に家に帰ることができたとしても、飼い主が「偽猫」を見分けられるかどうかは分からないのだ。

本作は、「家とは何か」という問いを猫の視点から掘り下げた作品だ。居場所を奪われたドーンだけでなく、ペットを必要とする飼い主の心情を通じ、自己認識や帰属といったテーマについて描いている。また、グラスを倒したり足跡を残したりといった猫ならではのイタズラも楽しめるようだ。

『偽猫物語』はSteamにて配信中。通常1700円のところ、リリース記念セールとして9月27日まで10%オフの1530円で購入可能となっている。

ライター
なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『ドラゴンクエスト』シリーズで育ち、『The Stanley Parable』でインディーゲームに目覚めた。作った人のやりたいことが滲み出るゲームが好きです。

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ