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『おぼっちゃまくん』まさかの新作アニメシリーズがインドで制作決定。約30年前に日本で放送されたギャグアニメの再ブームを受けて、シナリオは日本版も手がけたシンエイ動画が担当

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テレビ朝日は、小林よしのり氏による漫画を原作としたギャグアニメ『おぼっちゃまくん』について、インドのキッズチャンネルへ向けた新作シリーズをソニー・ピクチャーズ・ネットワークス・インディア(SPNI)と共同制作すると発表した。

『おぼっちゃまくん』新作アニメシリーズがインドで制作決定。日本版制作のシンエイ動画がシナリオを担当_001
(C)1986 Yoshinori Kobayashi/TV Asahi

1986年から1994年にかけて連載された『おぼっちゃまくん』は、世界有数の財閥の跡取り息子である“おぼっちゃまくん”こと「御坊茶魔(おぼう・ちゃま)」の破天荒な日々を描いた作品。1989年から1992年にかけてシンエイ動画制作のアニメシリーズも展開され、「そんなバナナ」「すみま千円」などの独特な“茶魔語”が大ブームを巻き起こした。

発表によると本作はインドのキッズチャンネルでも放映され人気を博しており、今回の新規シリーズはインドからのファンの要望と原作・小林氏の快諾を受けて、全26話/52エピソードで制作されるという。放送は2025年を予定しており、シナリオは日本版の制作を手がけたシンエイ動画が担当するようだ。

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(C)1986 Yoshinori Kobayashi/TV Asahi
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(C)1986 Yoshinori Kobayashi/TV Asahi
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(C)1986 Yoshinori Kobayashi/TV Asahi

また、10月21日(月)にフランス・カンヌで開かれたテレビ・映像コンテンツの国際流通マーケット「MIPCOM 2024」では、厳選エピソードのワールドプレミア上映とトークセッションが開かれ、海外のメディア関係者からも関心を集めたという。

なお、日本ではシンエイ動画によるYouTube公式チャンネルも開設されており、期間限定で過去の放映エピソードを無料公開しているため、興味があればこちらもチェックしておくとよいだろう。

プレスリリースの全文は以下のとおり。


伝説のギャグアニメ『おぼっちゃまくん』、人気再燃のインドで新作を制作!来春のインド全土放送に先駆けてカンヌで新作をワールドプレミア上映実施!

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(C)1986 Yoshinori Kobayashi/TV Asahi

■日本での放送から約30年――ただ今、インドに『おぼっちゃまくん』ブーム到来中!

原作者・小林よしのり氏の快諾も得て…まさかの新作シリーズを日印共同制作

1986年から『月刊コロコロコミック』(小学館)で連載された小林よしのり氏の原作漫画をもとに、1989年~1992年にテレビ朝日系列で放送された伝説のアニメシリーズ『おぼっちゃまくん』――。本作では、良家の子女が通うエリート校に転校してきた世界的大富豪「御坊財閥」の跡取り息子・御坊茶魔の“華麗にて波乱なる日々”を、ぶっ飛びまくったスケール&ギャグの応酬で描写。「おはヨーグルト」、「そんなバナナ」など、茶魔が操る独特すぎる「茶魔語」も相まって、大ブームを巻き起こしました。

あれから約30年――世の常識もガラリと変わった現代、そんなバナナな事態が発生!? 何を隠そう、時代も国境も軽々と超えて、『おぼっちゃまくん』の人気が再燃! インドのキッズチャンネルで人気を博し、新しいシーズンを熱望する声が上がったのです。そんなインドからの熱き新作リクエスト、そして原作者・小林氏の快諾を得て、一大プロジェクトが始動。テレビ朝日とソニー・ピクチャーズ・ネットワークス・インディア(SPNI)がタッグを組み、『おぼっちゃまくん』の新作シリーズ(22分×26話/11分×52話)を共同制作することになりました。

■世界最大級のコンテンツ見本市「MIPCOM」@カンヌのワールドプレミアでも大反響!

インド全土で来年、SPNI傘下のキッズ専門チャンネル「SONY YAY!」での放送が予定されている新シリーズ。シナリオはかつて日本版『おぼっちゃまくん』を手掛けたテレビ朝日のグループ会社「シンエイ動画」が作り、アニメ制作はインドで行うという形式で、両国のクリエイティブな強みを結集したエピソードを鋭意制作しています。

そんな中、フランス・カンヌで開催された世界最大級のテレビ・映像コンテンツの国際流通マーケット「MIPCOM 2024」で、10月21日(月)に『おぼっちゃまくん』のワールドプレミア上映を実施! 新シリーズから選りすぐったエピソードを上映した後、SPNIとテレビ朝日、インドのアニメスタジオ「グリーン・ゴールド・アニメーション(Green Gold Animation)」とのトークセッションも行われました。

世界各地から集まったメディア関係者からは、他に類を見ない茶魔ワールドを楽しむとともに、インドの子どもたちの声からスタートした今回の新作制作への関心が多いに寄せられ、ワールドプレミアは大盛況のうちに幕を閉じました。

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(C)1986 Yoshinori Kobayashi/TV Asahi
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(C)1986 Yoshinori Kobayashi/TV Asahi

『おぼっちゃまくん』 制作概要

【タイトル】「おぼっちゃまくん」 / 「Obocchama-kun」
【話数】 22分×26話(1話が11分のエピソード段積み)
【原作】小林よしのり
【制作著作】 テレビ朝日


ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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