11月5日(火)、『漂流教室』や『まことちゃん』などの作品で知られる漫画家の楳図かずお氏が10月に亡くなったことが明らかにされた。88歳。NHKなどが報じている。
【速報 JUST IN 】漫画家の楳図かずおさん死去 88歳https://t.co/giu6ja5Uhz #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) November 5, 2024
楳図かずお氏は1936年に和歌山県で生まれ、高校3年生のときに『別世界』、『森の兄妹』を
トモブック社から単行本で出版し、デビュー。『へび少女』、『猫目小僧』などのヒット作により、“ホラーまんがの神様”と呼ばれるようになった。代表作のひとつ『漂流教室』では小学館漫画賞を受賞している。その一方で『まことちゃん』を代表にギャグの才能も発揮、中でも作中のギャグ、“グワシ”は社会現象となった。
2018年には『わたしは真悟』で仏・アングレーム国際漫画祭「遺産賞」、同年度には文化庁長官表彰受賞。さらにホラー、SF、ギャグと幅広い分野でのマンガ文化への貢献と、2022年開催の「楳図かずお大美術展」で発表した新作『ZOKU-SHINGO小さなロボットシンゴ美術館』に対し、2023年に“第27回手塚治虫文化賞特別賞”が贈られている。