ウクライナの個人ゲーム開発スタジオ・Flatcoonは11月11日(月)、H.P.ラヴクラフトとクトゥルフ神話から影響を受けたローグライト型カードゲーム『忍び寄る恐怖:クトゥルフ選集(原題:Menace from the Deep)』を発売した。
本作はPC(Steam)向けに日本語対応でリリースされており、価格は通常2200円。11月19日(火)までの期間は15%オフの1870円で購入できる。
『忍び寄る恐怖:クトゥルフ選集』は、1920年代の米国・インスマスを舞台に、まるで“呼吸している”かのように感じる奇妙な石を巡る物語が展開されていくローグライト型カードゲームである。
海外で開かれたゲームコンテスト「indie cup」のエントリー情報によると、本作では『Slay the Spire』から影響を受けたデッキ構築の要素を楽しめるという。
また、作中ではHP(体力)だけでなくSAN値(正気度)を管理する要素も存在。ゲーム開始時に選ぶキャラクター・使用デッキの違いとランダムイベントによってプレイごとに体験は変わるほか、各キャラクターごとの能力強化や拠点のアップグレード要素を通してゲームプレイの幅も広げられるようだ。
発売にあたって、Steamストアでは全14曲を収録したサウンドトラックとデジタルアートブックも同時発売されている。加えて、両コンテンツを同梱したデラックス版や別スタジオの作品とのバンドルパックも販売されているため、興味があればあわせてチェックしておくとよいだろう。