ソニー・インタラクティブエンタテインメントは11月20日(水)、「PlayStation Portal リモートプレーヤー」のアップデートを配信した。本アップデートでは、PS Plus プレミアム加入者向けにゲームカタログに含まれる一部のPS5用タイトルをストリーミングできる機能がベータ版として実装されている。
本アップデートには、スピーカーのオーディオ出力を調整し、音量レベルを最小に設定したときの音が小さくなっているほか、本体の設定メニューから、PlayStation Linkデバイスの設定を調整できるといったオーディオ体験も向上している。
「PlayStation Portal リモートプレーヤー」は約1年前に発売された、プレイステーション初のリモートプレイ専用機器だ。プレイステーションのコントローラー「DualSense」で液晶を挟んでいるような形が特徴的。
今回配信されたアップデートでは、クラウドストリーミング機能のベータ版がリリースされている。また、PS Blogによるとこの配信機能は多くのファンのから要望があったという。
クラウドストリーミングは、ゲームをPS5本体を経由することなく、サーバーから直接ストリーミングして遊べる機能。なお、現段階では実験段階にあるため、ベータ期間中に利用可能な機能は変わる可能性がある。
ベータ期間中には、『Ghost of Tsushima』『デイヴ・ザ・ダイバー』『FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE』『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales』『モンスターハンターライズ』をはじめとした、PlayStation Plusゲームカタログに含まれる120本以上のPS5用タイトルを、クラウドストリーミングを通じてPS Portalで遊べる。
さらに、アダプティブトリガーやスピーカーなど、DualSenseコントローラーのの各種機能にも対応。セーブデータやゲームの進行状況は、最大100GBまで保存可能だ。そのほか詳細はPS Blogを確認いただきたい。