NHKでは12月30日のよる10:30から、名作ゲームの誕生秘話に迫るドキュメンタリー番組「レジェンドゲームヒストリー 〜ファイナルファンタジー〜」を放送する。
公式サイトによれば、同作の制作に携わった伝説的なプログラマー「ナーシ・ジベリ」(ナーシャ・ジベリ)氏も登場するという。
「レジェンドゲームヒストリー 〜ファイナルファンタジー〜」は、もともとNHKが海外向けに「Legendary Games Chronicle: Final Fantasy」として配信していた番組で、日本のゲームクリエイターたちに取材し、有名ゲームシリーズの起源に迫るというのがコンセプト。12月30日の放送では番組枠を15分拡大して放送されるようだ。
ナーシ・ジベリ氏は『ファイナルファンタジー』初期の開発などに携わった、イラン出身で天才的な能力を持ったプログラマーだったとされる人物だ。プログラムに関する逸話や、出自にまつわる噂なども多いが、シリーズ途中で開発を離脱し、以降は謎めいた天才として名前のみが語り継がれてきた。
同番組にはそのほか『ファイナルファンタジー』シリーズの生みの親である坂口博信氏や、石井浩一氏らも出演予定。貴重な資料とともに、打倒『ドラクエ』を目指して進められたゲーム制作の始まりの物語へ迫るという。
「レジェンドゲームヒストリー 〜ファイナルファンタジー〜」は12月30日のよる10:30から、BSプレミアム4Kで放送予定となっている。