1月23日(木)、山の頂上を目指すアクションゲーム『Celeste(セレステ)』を手がけたスタッフは、新作アクションゲーム『Earthblade』の開発中止を公式サイトにて発表した。
EXOKの公式サイトのブログによると、おもな要因としてはブログの投稿者であるMaddy氏とNoel氏が、Pedro氏の間で発生した意見の対立がきっかけとなったことが記載されている。現在は、双方合意の上で別々の道を歩むことになったという。
公式サイトにて公開された内容には、この決断に至った経緯と、今後のEXOKの展望について説明されている。開発中止の決定は、2024年の年末にくだされた。
開発スタッフはこの発表に際し、『Earthblade』に期待してくれていたユーザーに対して謝罪した。また、コンセプトアートとなっていた地図の画像を公開し、ゲーム全体の指針となっていたことが明かされている。
2025年初頭、チーム内で亀裂が発生し、創立メンバーであり『Earthblade』のアートディレクター、『セレステ』や『TowerFall』のピクセル・UIアーティストであったPedro氏と、ブログの投稿者であるMaddy氏とNoel氏の間で『セレステ』のIP権利に関する意見の相違が生じてしまったという。
意見が相違したきっかけや内容の詳細は公にされていないが、最終的には解決に至り、双方合意の上で別々の道を歩むこととなった。現在、Pedro氏は自身が手がける新作ゲーム『Neverway』に取り組んでいる。
なお、『Earthblade』の開発チームはPedro氏や『Neverway』のチームは敵ではなく、彼らをそのように扱う人は、EXOKコミュニティには歓迎されないことを強調した。
記事執筆時点で、Pedro氏は自身のXアカウントにて「Now working on Neverway.(Neverwayに取り組んでいる)」とプロフィールに記載しており、2024年11月にはEXOKチームから離れていたと投稿している。
開発中止が発表された『Earthblade』は、2021年に発表された「2D探索アクション」ゲームで、2024年にPC(Steam)に向けて発売予定となっていた。プレイヤーは地球に帰還した運命のこども「Névoa」を操作し、さまざまなフィールドを探索する内容であった。